夫には内緒!へそくりの貯め方
家庭を守る妻にとって、非常時にスッと出せるお金があることはとても大事です。夫に内緒で貯金をしている主婦の方に、へそくりの貯め方と今までに貯めた額をこっそり打ち明けていただきました。
タンス預金
へそくりの王道と言えばタンス貯金。よほどチェックの厳しい旦那さんでない限り、妻のタンスをくまなく見ることはありません。
意外と見つからない隠し場所なのでおすすめですが、万が一の場合に備えてタンス以外の場所にもへそくりの一部を分散させておくと安心です。
タンスの奥に寝かせています
そのこさん
30代
女性
主婦
京都府
子どもの将来のため、事故や病気などの急な出費があったときのため、また自分の楽しみのためにへそくりをしています。
毎日小銭貯金と、夫から渡される生活費で余った分をへそくりとして回しています。いわゆるタンス貯金ですが、私の洋服入れは夫は絶対に開けない場所なので、今までバレていません。
「生活費が足らない」と言わないために、夫もなんとかやりくりしているのだろうと思っているのか、使い道についてもなにも問われることはありません。
結婚して2年、コツコツ貯めたへそくりは、まだまだ10万円いくかいかないかですが、今後の楽しみが増えると思ってこれからも続けていきたいです。特に小銭貯金は目に見えて増える様子がわかるので、モチベーションが上がります。
さりげなく小銭貯金
小銭貯金は主婦におすすめのへそくりの貯め方です。買い物の際にもらったおつりの中からさりげなく自分のお財布や貯金箱に移し、ある程度の金額になったら自分の口座に入金すればいいのです。
「おつりをへそくりにまわす際は50円以下の小銭にとどめています」と、こっそりアドバイスしてくれたようこさんは、これまでに50万円のへそくりに成功しました。
バレないようにコツコツと
ようこさん
50代
女性
主婦
愛媛県
ずっと結婚してから専業主婦なので、自分の自由になるお金が全くありません。少しでも自分用にへそくりをしようと思いました。もし、何かあっても自分は一文無しなので…。
へそくりの貯め方は、お買い物に行った時に、お札で支払いをして、小銭を財布のなかから毎日抜いて貯金箱へ入れるようにしています。
それがある程度貯まったら、別口座へ小銭預金としてためていきます。金額は毎日少しずつですが無駄遣いもしていませんし、それが貯まると嬉しいものです。
ちょっとした頑張ったご褒美として貯めています。ばれないように工夫しているところは、小銭と言えど、500円玉貯金はしないことです。
500円玉を頻繁に貯金箱に入れると家計が変わってしまうので、50円以下の小銭にしています。そのくらいならわかりません。
今まで50万円ほど貯金できましたが、家計が苦しいときにへそくりから出すこともあるので、今は30万円くらい持っています。
自分名義の口座に入金
ある程度へそくりが貯まってきたら、家の中に置いておくのは無防備と感じるのではないでしょうか?そこでおすすめなのが、自分名義の口座に入金する方法です。
さらに結婚前に使っていた口座の通帳を利用すれば、もし夫に見つかっても昔の通帳なので不自然じゃありません。
実は隠し口座があります
あやなさん
20代
女性
パート・アルバイト
宮城県
結婚した時からこっそりへそくりを貯めています。昔は家に保管していたのですが、最近は独身時代に使っていた口座へ入金しています。
もともと何かあったときのために…と始めたへそくりですが、最近は子供が大きくなったときのために、生活費で余ったお金や自分のお小遣いの中からどんどん貯めています。
旦那はあまりお金に対してしっかりしていないと言いますか、見つかると使ってしまうのでバレないように口座に隠しています。
キャッシュカードなどは常に見つからない場所にしまっています。もし見つかっても昔の通帳なので、結婚する前のものだと言えばいいのです。
結婚して5年になりますが、貯めれる時は毎月1万円ずつ貯めて、いまでは50万円程度貯金できています。
もしもの時のために
虹子さん
40代
女性
パート・アルバイト
愛知県
へそくりをしている目的は、心配性で恥ずかしいのですが、旦那と離婚した時にある程度生活できるお金を持っていないと困るという理由からです。
私は正社員ではないので、もし主人と別れる事があったとしても、自分のために使える資金は必要だと感じています。
離婚するために貯めているわけではありませんが、もしもの時のために、ある程度のお金があれば安心です。
へそくりの貯め方は、自分名義の通帳を作って預けています。夫には、通帳の存在を知られていません。貯金額は100万円程度です。
専業主婦の場合、息抜きに友人とランチがしたいときもあるでしょう。そんなときへそくりがあれば「○○ちゃんとランチに行きたいんだけど…」といちいち旦那にお伺いを立てる必要がなくなります。
友達とランチがしたくて…
ユウカさん
40代
女性
パート・アルバイト
埼玉県
私は専業主婦ですが、友達が多い方なので一緒にランチをすることがたまにあります。
ランチに行ったことを夫に報告するといつも渋い顔をされるので、夫に内緒でランチに行けるようへそくりをはじめました。
家計の管理は全て私がしていて、夫がレシートの金額と私がつけている家計簿の金額が一致しているかチェックすることはありません。
そのため、食費について実際よりもたくさんかかったことにして、一部をへそくりに回しているのです。
へそくりは、私が結婚する前から持っていた口座に入金して、夫にはばれないようにしています。
へそくりをはじめてからまだ1年ぐらいなので、1万円ほどしか貯まっていない状態です。
隠し場所はマメに替える
夫に内緒でへそくりをするときは、隠し場所に気をつけましょう。旦那さんが着目しない絶対にわからないだろう場所をいくつかリストアップして定期的に場所を変えると安心です。
こまめに移動
りんかさん
40代
女性
会社員
愛知県
へそくりの目的は将来の余力の為です。私も仕事をしているので、自分の毎月の収入を少なめに申告しておき、差し引いた分を別口座に貯蓄しています。
生活費は割り勘にしているので、その分さえ支払えばやましい気持ちを持つ必要もありません。
夫とは、お互いの私物をチェックしない約束になっていますが、隠し口座は一応わからない所に隠してあります。
カバンの奥のファスナーポケットの中や引き出しなど小まめに移動させています。コツコツためて50万円くらいはある状態です。
共働き夫婦の場合は、お金の管理の仕方によってへそくりの難易度や意味合いが変わってきますので、自分たち夫婦のお金の管理方法はどのタイプに分類されるかこちらの記事もチェックして確認しておきましょう。
賢い主婦のへそくりの貯め方
秘密のへそくりがあることに罪悪感を感じる必要はありません。非常事態に陥ったときのために備えておくことはとても大事です。
美容代を節約する方法を試し、浮いたお金を「つもり貯金」するのも主婦の方におすすめのへそくりの貯め方です。
夫に秘密でへそくりをしておくと、いざ困ったときも余裕を持って対処できます。主婦が一家の太陽であるためにも、賢いへそくりの貯め方を実践してみましょう。