水道代の節約方法!節水効果を感じる素敵な新習慣
水道代の節約のために必要なのは、これまでの生活習慣を根気強く変えていくことです。水道代はガス代、電気代とあわせ水道光熱費と呼ばれ、家計の固定費を削減する際に見直しやすい項目の一つです。
家庭の水道代がかかるシーンは、トイレ、お風呂、食器洗い、洗面、洗濯などですが、少し工夫するだけで節水することが可能なので、水道代の節約を心掛けましょう。
水道代節約術1 水洗トイレでできること
水洗トイレは1回の使用に2円程度の水道代がかかっています。家のトイレを1日に5回使ったら10円、家族の人数が4人なら40円かかることになり、年間14600円ものお金をトイレの水道代として支払うことになります。
「大」と「小」を使い分けて2リットルの節水
水洗トイレでおすすめの水道代節約方法は、トイレを流すときのレバーやスイッチを「大」と「小」で使い分けることです。
トイレのメーカーや年式にもよりますが「小」で6リットル、「大」では8リットルもの水が使われており、使われる水の量が違うため、男性が小用で利用する場合は「小」で流す習慣をつけましょう。女性の場合はトイレットペーパーが詰まる恐れがあるので、「大」で流すのがベターです。
最新モデルに買い替えてトイレの水道代を半分に!
2000年ころ発売したトイレでは、1回の使用に8リットルの水量が必要でしたが、最新のトイレでは3.8リットルでキレイに流れるので、トイレの水道代が半分以上節約できることになります。
音が気になるならアプリを使うのがおすすめ
使用中の音が気になるあまり、トイレの水を流してごまかす女性が多いですが、1回流すごとに8リットル分の水道代をロスしていることになります。
用を足すときの音が気になる方は、トイレ用擬音装置アプリをスマホに入れておくと水道代の節約につながります。
水道代節約術2 お風呂でできること
シャワーを15分浴びたときの水量と浴槽1杯分の水量は同じくらいなので、家族が多ければ多いほどシャワーよりもお風呂のほうが水道代はお得になります。
節水シャワーヘッドを使う
お風呂で使われる水の量を減らすには、節水シャワーヘッドという節約グッズがおすすめです。水圧を保ったまま、50%の節水効果をうたっている製品もあるので試してみる価値はあるでしょう。
シャワーを流しっぱなしにしてしまう方も、手元でシャワーをストップできるボタンがついているタイプなら使わないときには水を止める習慣をつけやすくなるでしょう。
家族と入れば少ない湯量でしっかり浸かれる
家族と一緒にお風呂に入ると少ない湯量で水かさが増し、肩までしっかり浸かることができますし、一緒に入るのが難しい場合は間を開けずに入ることで足し湯せずに済みます。
入浴の際は水道代を一緒にガス代もかかるのでシャワーはなるべく併用せず、お風呂のお湯を有効活用する習慣をつけましょう。
水道代節約術3 キッチンでできること
食器洗いの時に勢いよく水を出していると5分あたり10円程度の水道代がかかるので、節約のためにはスピーディーに洗うことが大切です。食器洗いを時短につながる習慣をみてみましょう。
食べた後の食器は重ねない
汚れた食器は重ねず、トレーを使ってシンクまで持って行きましょう。重ねないことで食器の裏面に汚れがつかず、少ない洗剤の量でスピーディーに汚れを落とすことができます。
油汚れはあらかじめ取り除く
ギトギトの油汚れが付いた食器は、スポンジにたくさん洗剤をつけて洗ってもヌルヌルした感触が残ってしまうことがあります。
専用のスクレーパーやゴムベラ、新聞紙や古布などで食器洗いの前に汚れを取り除く習慣をつけると、洗剤の量が減り短時間ですっきり綺麗に洗い上げることができます。
水道代節約術4 洗面所でできること
洗顔や歯磨きの時に水を出しっぱなしにしている人は、洗面器とコップを使うことで水道代を節約できます。
水を出しっぱなしにしないというシンプルな方法ですが、5分あたり10円の水道代がかかることを考えると効果が期待できる節約術です。
おすすめできない水道代節約方法
間違った水道代の節約術を試すと、かえって修理費がかかることや健康を害することがあるので注意が必要です。おすすめできない水道代の節約方法を知っておきましょう。
トイレタンクにペットボトルや重石を入れる
トイレタンクの水を減らすために、水の入ったペットボトルやレンガを入れることは故障の原因になるためやってはいけません。
タンク内が破損したり、水が止まらなくなるなどのトラブルが起こりやすいほか、排水の量が減ることで汚物が排水管に残ると悪臭やつまりの原因になってしまいます。
トイレを流す回数を減らす
トイレを流す回数を減らせば水道代の節約になりますが、数回分をまとめて流す方法はおすすめできません。
悪臭の原因になりますし、しぶとい汚れが便器にこびりつくと洗剤をたくさん使ってトイレ掃除をすることになるため、かえってコスパが悪くなる可能性があります。
残り湯を洗濯の「すすぎ」に使う
お風呂の残り湯には菌が多いため、洗濯に使うと水道代の節約にはなるものの洗濯物の嫌なにおいの原因になることがあります。
この嫌なにおいを防ぐには、残り湯の使用は洗う時だけにとどめ、すすぎの際には水道水を使うことで解消されます。
水道代の節約のため実践していることは?マイルールを聞いてみた