コンビニで無駄遣いをしやすい人とは?
必要のないことにお金を使うことを「無駄遣い」といいます。人はなぜ、コンビニに行くと必要のない物を買ってしまうのでしょう。
コンビニで無駄遣いをしてしまう人には、次のような特徴があります。
コンビニで無駄遣いする人の特徴
- 用もないのにコンビニに行く
- 「ついで買い」をよくする
- 新製品や限定品は必ず買う
- ○○円引きやクーポンに弱い
- 欲しい商品は多少高くても買う
コンビニの無駄遣いは、店に訪れる頻度が高くなると増えるほか、希少性や目新しさを求めるタイプの方は無駄遣いしやすい傾向にあります。
コンビニでの無駄遣いを減らす方法
コンビニで無駄遣いを100%やめることは難しいかもしれませんが、次のような使うお金を減らす方法やコンビニに寄らない方法を参考にして、コンビニでの無駄遣いを減らしてみてはいかがでしょう。
1.コンビニに行ったら必要な物だけ買う
コンビニはついで買いの割合が多いことで知られていますが、お昼ご飯を買うつもりが、一緒にスイーツを買ってしまった…というようなコンビニでの衝動買いを防止するためには、予定にないものは買わないことが鉄則です。
お店に入ったら、できるだけ余計なものには目もくれず、欲しいものだけを手に取ってレジに直行しましょう。
2.コンビニATMを利用しない
コンビニATMの利用も、ついで買いを引き起こす大きな要因となっています。「ちょっとお金をおろすだけ」のつもりが、ついつい余計な物を買ってしまうという方は、コンビニATMの利用回数を減らしてみてはいかがでしょう。
電子マネーやクレジットカードを利用すれば、現金を使わなくなるほか、ATM手数料の節約にもつながります。
3.日用品はスーパーやドラッグストアで購入する
コンビニは便利さがメリットならば、商品の価格がやや割高になってしまうというデメリットがあります。
そのため、ほとんどの場合、スーパーやドラッグストアで買った方が断然お得なことから、スーパーやドラッグストアで買える物はコンビニで買わないようにすることで、無駄遣いが抑えられます。
4.公共料金は銀行口座振替にする
電気やガス、水道などの光熱費を支払うためにコンビニに行き、つい無駄遣いをしてしまうという方は、銀行口座振替にすることでコンビニにいく回数を減らすことができます。
特に、会社によって、ひと月あたり数十円ほどの口座振替割引があることから、現金やクレジットカード払いよりもお得な場合は、口座振替に変更することでコンビニに寄る必要がなくなります。
5.ポイントを上手に活用する
買い物することでポイントを貯める・使うことができるコンビニのサービスを利用することで、買い物にかかる費用を軽減することができます。
さらに、ポイントサイトやアンケートサイトで稼いだポイントをコンビニのポイントに交換することも可能なので、ポイントを使うことでお得に買う物ができます。
6.月々の利用額の合計をチェックする
無駄遣いを減らすためには、毎月コンビニで何にいくら使っているかを知ることが効果的です。
例えば、コンビニで使う総額のうちホットスナックにかかる割合が高い場合は、ホットスナックの量を減らすことで無駄遣いを減らせます。また、節約すると結果が数字で分かるので、達成感が得られやすくなります。
どうやってコンビニの無駄遣いをやめましたか?
今回、コンビニの無駄遣いから抜け出すことに成功したみなさんの中には、多い人でひと月あたり1~3万円の節約につながったという人も。
コンビニの無駄遣いをやめる方法としては、コンビニに行っても無駄な物は買わないこと、さらに、コンビニ自体に行かないことがあげられます。コンビニ通いをやめたい!と切望されている人は、次の6つの方法の中から、きっと自分に合ったやり方を見つけられるはずです。
1.朝コンビニに行かない
一ヶ月で1万円の節約
みきさん
30代
女性
主婦
福島県
コンビニでの無駄遣いに気づいたのは朝の通勤時間でした。夏は暑いから、冬は寒いからという理由で、用事もないのにどうしてもコンビニに入ってしまっていました。
さらに、目に入ったものを何でも買ってしまうという悪循環で、必要かどうかに関わらず、無駄遣いが毎朝の習慣になってしまっていたのです。これではいけないと思い、朝のコンビニをやめるために、朝ごはんは家で食べることにしました。
毎朝、必ず買っていた朝ごはんとコーヒー代分として、500円×20日で約1万円は節約できたのではないかと思います。ただし、朝のコンビニはやめられましたが、昼や夜や外出時に、コンビニはつい入ってしまうことはやめられていません。
2.夜コンビニに行かない
一ヶ月で4千円の節約
なべおさん
40代
男性
会社員
神奈川県
コンビニで夜遅くに夕食を買う際、電子マネーで支払うとポイントが貯まるため、毎回支払う前に千円単位でチャージしていたところ、どんどんお財布からお金がなくなるようになりました。
いくらポイントのためとはいえ、毎日こんなことを続けていたら、あっという間にお金がなくなってしまうと思い、コンビニで夕食を買うのをやめて、平日は出来るだけ早めに帰り、自炊をすることにしました。
スーパーが空いている時間に帰宅できれば、そちらに足を延ばすようになり、コンビニで夕食を買うのをやめてから1か月で4千円は節約できました。コンビニは夜遅くでも便利な反面、値段が割高だということに改めて気づかされました。
3.できるだけATMを利用しない
一ヶ月で5千円の節約
エミさん
30代
女性
パート・アルバイト
広島県
コンビニを日ごろからよく利用していて無駄遣いが多いと感じていました。スーパーで買うより割高な物や余計なお菓子やペットボトルのジュースなどの出費が多かったので、節約しようと思いました。
私はATMを利用するためにコンビニに行くことが多かったため、普段の買い物にデビットカードを使うことで、ATMを利用する回数を減らしました。また、コンビニに行く時はデビットカードを持たず、財布には小銭を少しだけ入れて行くようにしました。
それらのおかげで、コンビニでの無駄遣いが8割ほど減り、月5千円ほど節約できるようになりました。節約した分を貯金してかなりお金が貯まり、今までいかにコンビニで無駄遣いしていたのかがよく分かってよかったです。
4.ホットスナックコーナーはスルーする
一ヶ月で4~5千円の節約
ちーちゃんさん
20代
女性
主婦
埼玉県
私がコンビニの無駄遣いをやめようと決めたきっかけは、ダイエットを兼ねた節約のためでした。コンビニのホットスナックが大好きで、コンビニに寄るとお腹が空いていなくても必ず1つ、お腹が空いている時は3つは買っていたおかげで太り気味でした。
高校生の時からコンビニでの買い食いを続けていましたが、結婚をしてからは、お腹が空いていないのにホットスナックを買うことを、ようやく無駄遣いだと感じるようになりました。
それからは、買い食いをやめるためにコンビニには用がある時にだけ立ち寄るようにし、その際、ホットスナックをできるだけ見ないように心がけました。その結果、一回あたり千円近くが節約できています。
5.飲み物は買わずにマイボトルを持ち歩く
一ヶ月で3万円の節約
たけさん
30代
女性
パート・アルバイト
北海道
給料日の1週間前になるといつも通帳の残高がギリギリになるため、どうしたら余裕のある生活が送れるのか考えてみたところ、いつも寄っているコンビニで、飲み物やお菓子などに無駄遣いしているせいだと思いました。
それ以来、コンビニに寄らないようにして、飲み物は水筒に入れて持ち歩くことにしました。どうしても飲みたい時には、スーパーで定価の半額の商品をまとめ買いするようにしました。
今までコンビニには、ほぼ毎日行っていましたが、月に1度程度になり、月に3万円くらいは浮いているかと思います。少し寄ってしまっただけで、ついついコーヒーや唐揚げなども買ってしまっていたので、月末に余裕のある生活が送れるようになりました。
6.スーパーで安く買う
一ヶ月で1万2千円の節約
リックさん
40代
男性
自営業
愛知県
家計のことを考えて食費を節約するために、コンビニ通いをやめることにしました。買い物にスーパーを利用するようになりましたが、スーパーは主婦の行くところというイメージが強く、これまで滅多に足を運んだことはありませんでした。
スーパーに行ってみると食材だけでなく日用品も売っているし、すぐ食べられるお弁当まで売っていて、品揃えはコンビニと遜色ないと感じました。しかも、同じ商品ならスーパーの方が安いのです。
毎日コンビニでスナックとかアイスとかを買っていたのですが、お菓子代だけでも2割は節約できるようになりました。さらに、毎日コンビニで700円ほどかかっていた夕食代が、今では1日200~300円で済むので、月あたり1万2千円の節約になっています。
コンビニの無駄遣いを減らしたいなら行かない!
人は「なぜコンビニに行くと無駄遣いをしてしまうのだろう」と考えがちですが、コンビニ業界ではあの手この手を使って、お客さんに商品を購入してもらうために策を講じていることから、コンビニを訪れて無駄遣いを我慢するのは至難の業だと言えます。
そのため、どうしてもコンビニの無駄遣いをやめたいのなら、行かないことが一番です。ただし、全く行かないということが難しいという方は、ここで紹介した方法を参考にして、コンビニでの買い物を楽しんでみてはいかがでしょう。