一人暮らしの家賃を節約したい!

一人暮らしの家賃節約方法!相場より安い物件探しのコツ

一人暮らしの家賃はどうすれば節約できる?相場より安い物件の特徴をピックアップ。賃料の安い部屋には何らかの理由があるものですが、人それぞれ住みにくいと感じるポイントは違います。自分にとって譲れない部屋探しの条件を把握して一人暮らしの家賃を抑えましょう。

一人暮らしの家賃節約方法!相場より安い物件探しのコツ

一人暮らしの家賃を節約するには?相場より安い物件を探すポイント

一人暮らしの家賃を節約するには相場より安い物件を見つける工夫も必要です。家賃が安い物件にはそれなりの理由があるものですが、住む人によっては気にならない場合もあるので自分にフィットする物件を掘り出しましょう。

家賃の安い物件を探す際は、譲れないこだわりのある部分と妥協できるポイントを把握することが失敗しないコツです。一人暮らしの家賃節約方法と安い物件の特徴をチェックしておきましょう。

引っ越し時期を調整すれば一人暮らしの家賃節約になる

不動産屋の閑散期である4月のカレンダー

一人暮らしの家賃を抑えたいなら不動産屋の閑散期を狙って引っ越しの時期を調整しましょう。繁盛期が終わった4月~6月と10月~12月は入居者が決まらず大家や不動産屋が焦る時期なので、交渉次第では敷金礼金や家賃そのものが安くなる可能性があります。

引っ越し時期の調整はこんな人におすすめ!

  • 自分のタイミングで引っ越しできる
  • 自分で家賃の交渉ができる
  • 賃貸契約時の初期費用も抑えたい

駅から遠いほど家賃相場は安くなる

駅までの距離が遠い物件は家賃が相場より安く、駅から徒歩15分~20分の物件だと、駅徒歩5分の物件に比べて1万円以上家賃に差があるケースもあります。「駅から徒歩20分」くらいなら運動不足にならなくてちょうどいいと前向きにとらえる人にはかなりおすすめです。

駅遠物件はこんな人におすすめ!

  • 自転車で通勤できる
  • 駅まで歩く気力と体力がある
  • 運動不足を解消したい

自転車で駅に行くのが苦じゃない女性

風呂なし物件だとかなり家賃が安くなる

一人暮らしの家賃を大幅に抑えたい人には風呂なし物件がおすすめです。東京だと1万円~3万円も家賃が安くなるうえにガス代と水道代も節約できます。

風呂なし物件の近所には銭湯がある場合が多いので、大きなお風呂でリフレッシュできる点も魅力のひとつ。東京都内の銭湯は入浴料が460円で、1ヶ月フルで通うと14,260円かかりますが、家賃が2万円浮いたとすると銭湯代を差し引いても生活費の節約になります。

銭湯

  • 風呂なしアパートの家賃 4万円+銭湯代14,260円=54,260円
  • 風呂ありアパートの家賃 6万円+水道光熱費3000円=63,000円

大浴場とシャワー室のあるスポーツジムに入会すれば、さらにお得に入浴できておすすめです。平日の夜限定のプランなどライフスタイルに合わせて賢く利用しましょう。

風呂なし物件はこんな人におすすめ!

  • 家賃を大幅に安くしたい
  • 家に風呂やシャワーがなくても構わない
  • 引っ越しを機にスポーツジムに通いたい
  • 銭湯が好き

日当たりに問題がある物件も意外とおすすめ!

日当たりが悪い、西日が差し込むなど日当たりに問題のある部屋は借り手が付きにくく家賃が安い場合があります。帰宅はいつも夜で、洗濯物は常に部屋干しかコインランドリーを使用している人なら、家賃が安ければいいと割り切れるのではないでしょうか?

日当たりに問題がある物件はこんな人におすすめ!

  • 夜に帰宅することが多い
  • 休日は外出しているかカーテンを閉めて寝ている
  • 洗濯は部屋干しorコインランドリー

日当たりの悪い物件を安く紹介する不動産屋

築年数の古いリフォーム済み物件がねらい目

一人暮らしで家賃を抑えたい人は、築年数の古い物件も視野に入れましょう。インターネットで検索してみるとよくわかりますが、築20年未満の築浅物件は人気があり希望の家賃では部屋が見つからない場合や、選択肢が限られてしまうパターンも多いです。

築古物件であれば部屋探しの選択肢が広がり、安くて広い物件を探すことも可能ですし、リフォームやリノベーションされた綺麗で設備の行き届いた掘り出し物件が隠れていることもあります。

築古物件はこんな人におすすめ!

  • 広くて安い部屋に住みたい
  • 自分で虫を退治できる
  • たくさんの選択肢の中から部屋を選びたい

部屋が狭いと一人暮らしの家賃も割安

一人暮らしの家賃を安く抑えたいなら、狭い部屋で我慢するのも一つの方法です。駅近の人気エリアでも狭い部屋であれば住みやすいお部屋が見つかる可能性はグンとアップします。

これまで広い部屋で暮らしていた人が狭い部屋に引っ越す場合は、不用品を手放しなるべく物を減らしておいたほうがいいでしょう。

不用品を売って引っ越し資金の足しにしたい人は、リサイクルショップより高く売れるメルカリで売るコツをチェックしておきましょう。

部屋が狭い物件はこんな人におすすめ!

  • 駅近や人気エリアに住みたい
  • 荷物が少なく広い部屋を必要としない
  • 仕事が忙しく家で過ごす時間が少ない

機能性を重視するなら「和室」もあり!

和室物件は築年数が古く、一人暮らしの家賃が安いケースが多いのが魅力です。フローリングに比べて音が響きづらいので2階以上の物件を探している人にはもってこいです。

ベッドなど脚付きの家具を置くと跡がついてしまい退去時に畳の交換費用がかかります。費用は1畳当たり5000円程度ですが、部屋全体の畳を交換する必要があるので注意が必要です。

和室物件はこんな人におすすめ!

  • 2階以上の物件を探している
  • おしゃれさより機能性を重視する
  • 布団で寝る予定

路線沿いの物件は駅近なのに家賃がリーズナブル

線路に近いうるさいけど安いアパート

路線沿いの物件は騒音や振動などの理由で家賃が相場より安い場合があり、これから一人暮らしを始める人にとっては狙い目という考え方もあります。

騒音が気になる人にとっては耐え難いデメリットになりますが、気にしない人は駅から近い、夜遅くまでやっている店がある、夜道が明るいなどのメリットを強く感じる場合もあります。

路線沿い物件はこんな人におすすめ!

  • 駅近物件がいい
  • 帰宅が遅いため道が明るいと助かる
  • 布団に入るとすぐ熟睡できるため騒音が苦ではない

一人暮らしの家賃が安い物件に潜む「理由」を推理してみよう

一人暮らしの家賃が安い物件には、それなりの理由があるので、なぜ安いのか推理しておくと実際に住んでから失敗したと感じる確率が下がります。

契約する前に実際に目当ての物件に出向いて近所を散歩したり、気になるところがあれば物件を紹介してくれた担当者にどんどん質問して疑問を解消しましょう。家賃以外にかかる費用も同時に抑えたい人は、一人暮らしの生活費を節約する方法も参考にしてみてください。