スーパーの節約術

【スーパーの節約術】特売に踊らされない買い物方法とは?

スーパーでの節約を成功させるためには、買い物前にルールを決めることが重要です。「特売しか買わない」もしくは「特売があっても買わない」、「19時の半額シール狙い」などなど節約上級者のアドバイスをご紹介します。

【スーパーの節約術】特売に踊らされない買い物方法とは?

上級者が教える「スーパーの節約術」

家計の節約を実現するにはまず固定費の節約が有効です。固定費を減らせるところまで減らせたら、次は変動費。変動費の中でも多くの割合を占める食費は、スーパーでの買い物術を見直すことで大きく節約することが可能です。

まとめ買いで節約

まずは宮城県の主婦の方の節約方法です。特売の商品をまとめて買うことで節約効果が得られます。ただしまとめ買いは賞味期限のチェックや上手な在庫管理ができないと食材を無駄にしてしまうこともあるので要注意です。

たくさん「マイ・ルール」があります

ともさん

50代

女性

主婦

宮城県

私の自宅から半径1キロ圏内に、スーパーが5件存在しています。近くにこれだけのスーパーが林立していることから、何かあるごとに買い物へ出かけてしまうので、買い物する日は特売の多い日曜日にまとめ買いすることに決めています。

そのときは、チラシの価格を参考に安い店を2、3店ほど回って歩きます。家族で行くと情に流されて計画性が崩れるので、一人で行きます。無計画で買い物するよりは、20%以上の節約効果が期待できるでしょう。近所にスーパーがたくさんある方にはおすすめです。

以前、夕方に食品を買いに行くと、空腹を感じる時間帯のために食べたい物を無計画に買物カゴに入れてしまい、余計な出費がかさんでいました。そうならないために、私はいつも昼食を摂った後の午後2時頃にスーパーへ行くようにしています。この時間帯は、その日販売分の商品は出し切っていて、店内もすいているので買い物するには打って付けの時間帯なのです。この方法を実践するだけで、10%近い節約効果が期待できると思います。ついつい余計な食べ物を買いすぎてしまう人にはおすすめの方法だと思います。

ともさんの買い物のポイント

  • 買い物に行く回数を減らす
  • 特売の多い日曜にまとめ買い
  • 事前にチラシをチェック
  • 家族を置いて一人で行く
  • スーパーに行くのは午後二時ころ

まとめ買いは高度な技術が必要ですので、こちらの記事もチェックしておきましょう。

まとめ買いで節約するには?おすすめの買いだめのコツ9選
まとめ買いで節約するには?おすすめの買いだめのコツ9選

お得な日に行く

埼玉県のあやねさんは複数の店舗の特売をチェックし、そのときにお得なものだけを買うという作戦を実行しています。スーパーは特売の商品で集客し、特売以外のものを買ってもらうことで利益を出しているので、スーパーの期待を裏切る上手な節約術です。

お得な曜日に絞る

あやねさん

20代

女性

パート・アルバイト

埼玉県

スーパーは必ずと言っていいほど火、水、木曜日に何かしらのセールを開催していたり、ポイントアップデーだったりします。わたしのチェックしているスーパーではI社は火曜日に特売市をやっているので野菜と生肉はこの日をメインとしています。B社はポイントアップデーと冷凍食品の特売日、たまごが1000円以上の購入で一パック98円なのでこちらで購入。そして木曜日はK社が合計金額から10パーセント引きされる日をやっているので牛乳や日用品など、大体の買い物はこの日に済ませます。

わたしはもともとセールなどに食いつくタイプではありませんでしたが、子供ができてからは節約を意識するように。このように買い物をセールごとに予定を決めて行くようにしたところ、週300円くらい浮くようになりました!わたしのように細かい人間だとどの日に何が安いのか覚えていられるので大雑把な方には向いていない節約術かもしれません。

まとめ買いをする方は、行きつけのスーパーの曜日ごとの特売品を狙って購入するようにしましょう。

スーパーの曜日別特売の例

意志の弱い人、計算が苦手な人は「買い物リスト」を!

スーパーの商品棚は客に余計なものまで買わせるようにレイアウトされています。入り口から入って野菜・果物コーナー→お肉・お魚→加工品→乳製品→惣菜コーナー、そして中央エリアへと進んでいきます。ここを買うものを決めずにただ「何か安いのないかなあ」と商品を見ながら歩いている人はまず節約はできません。お店の思うままに行動しているのですから、お店側の勝ちです。これを、こちらのペースに持ち込むために必要なのはお買い物リストです。

買い物リストとカゴで節約

めぐたさん

50代

女性

パート・アルバイト

愛媛県

スーパーで節約する主婦

私は買い物下手だったのでスーパーで同じ物を何個も買ってしまったり、つい余分な物まで買ってしまっていつも冷蔵庫の中が一杯になっていました。結局使い切れずに賞味期限が切れてしまって、とっても無駄でもったいない事をしているなと反省しました。

子供が大きくなって食費もかかるようになったので、無駄をなくして節約をしようと思い立ち、まず冷蔵庫の中の整理から始めて必要な食材や調味料などのリストを作りました。リストに書かれている食材を使い切ったらチェックを入れてスーパーで買い足すようにしたら、余分に買いすぎることもなくなり、冷蔵庫の中がいつもすっきりと片付くようになりました。

そしてスーパーでの買い物の時は、カートは使わずにカゴは手持ちにして飲物などの重いものを先に買うようにしました。そうすることで長く買い物することが大変になって自然と買い物時間が短くなりました。カゴにいれる品物も少なくなるので、支払う金額もかなり減りました。これらのことで食費は以前と比べると3割くらいの節約になりました。ついつい買いすぎてしまうという人におすすめの節約術です。

冷蔵庫がいっつもいっぱいで、大量の食品が賞味期限切れになってしまう人はまずめぐたさんのように冷蔵庫の中に必要なものリストをつくることから始めてみましょう。

スーパーで節約の基本技

ここで、多くの人が実践しているスーパーの節約で効果のある方法をいくつかご紹介します。

絶対にお腹が空いていないときに行くようにしています。お腹が空いていると全部がおいしそうに見えてしまって、今は食べる予定がないものでもどんどん買ってしまうので。(20代 / 男性 / 学生)

常に同じスーパーでポイントを利用しながら買い物をしています。(30代 / 女性 / パート・アルバイト)

買いすぎないために1人で徒歩か自転車で買い物に行くようにしています。(30代 / 女性 / 主婦)

私は買い物に行ったとき必ず最初に半額のコーナーを見に行きます。(20代 / 女性 / 会社員)

私の行くスーパーでは19~20時頃に弁当やお惣菜に半額シールが貼られ始めるので基本的にその時間帯を狙って買い物をしています。(30代 / 男性 / 会社員)

毎朝、会社帰りに寄れるスーパーのチラシに載ってる目玉商品のチェックをします。(30代 / 女性 / 会社員)

会社員におススメな節約術

節約といえば買いだめですが、買いだめが苦手な人はumeさんのように値引き品を確実に買うようにしましょう。

買いだめより値引き品

umeさん

30代

男性

会社員

岩手県

私のスーパーでの節約術は、夜の8時過ぎに行く様にしていることです。

夜の8時位になると、惣菜関係は値引きのシールが貼られ始めます。最大半額なんて物も結構あります。賞味期限の関係はありますが、次の日までに食べきってしまえば全然大丈夫です。1日では大した金額ではありませんが、一月で計算すれば、一万円以上節約になります。

また賞味期限が近い物をチェックして家に帰るようにすると、次の日に値引きシールが貼られそうな商品が分かるようになってきます。

私は買いだめをしないで、毎日少しずつ値引き品を買うようにしています。そのおかげで毎月貯金に回せるお金が増えました。

智子さんはまとめ買いが逆に無駄遣いを招いていることに気づきました。

チョコチョコ買い

智子さん

20代

女性

会社員

東京都

会社帰りに毎日スーパーに寄って安い物だけ買って帰ります。とくに閉店間際に行くと半額シールが貼ってあるものを選んで購入してます。結果的には無駄買いが減り、必要な物だけ買うので節約になっています。

以前は休みの日にまとめ買いをしていましたが、食べきれない事もあり、無駄買いしていたことに気づいてからチョコチョコ買いにしています。節約効果はあります。今までの買い物より3000円も安く食べきれずに捨てていたことを思えば節約できています。そして毎日お勤めしている人にオススメです。なぜなら、会社帰りに寄って持てる範囲しか買えないので無駄買いが減ると思います。そして現金で買えばリアルな金銭感覚になると思うので、カードで買うより現金で買うことをオススメします。

まとめ買いでなく必要なものをチョコチョコ買う女性

岩手県のてんこさんはまとめ買いとチョコチョコ買いの合わせ技です。

まとめ買いとチョコチョコ買い

てんこさん

30代

女性

会社員

岩手県

私はフルタイムで働いているのですが、買い物に行く時間が限られています。

定期的には毎週水曜日の仕事帰りに車でそのスーパーに寄って毎回買う定番の食材を購入します。豆腐や納豆、季節の野菜や、もやしなど。そのスーパーは安いのです。だいたい2500円くらい購入します。

あとは、目玉商品だけ購入するのに欲しいものがある時だけ、会社帰りに寄ります。この時は500円くらい購入します。

あと、土日はチラシに載ってた目玉商品を買うために車でスーパーを2件くらい周ります。この時に色々とまとめ買いをするので3000円くらいは使います。

チラシの目玉商品を狙って購入するようになったのは、同じ物なのに高い値段で買うのは損をしてる気分になったのがキッカケです。節約効果はそんなに劇的にあるわけではありませんが、食材を無駄にすることがなくなりました。なるべく買い物へ行きたくないのでネットでレシピを調べてある物で作るようになりました。金額としては食費が以前の7割くらいになったと思います。私の節約方法は会社帰りに安いスーパーがあるからできるんだと思います。同じ条件の方にしかすすめられません。

子育て中のママにおススメ

次は、小さいお子さんがいらっしゃる場合の節約例です。

ひとりが一番

しずかさん

30代

女性

主婦

兵庫県

私は子育て中の主婦です。スーパーに行く時は子供を連れて行かないことが私の節約術です。

子供が2~3歳の頃スーパーに一緒に行くと、お菓子売り場の前で「これが欲しい」などと言って、割高なものにもかかわらず欲しがります。幼い子供は、大人の事情を理解できるわけがありませんので、結局割高でも買う羽目になっていました。

そこで、スーパーへの買い物は夫が在宅の時間帯に一人で行くように変えてみました。すると、必要なものだけを買うことができて、1回当たりの会計が200~300円は減りました。毎回これだけの額を減らすことができたらひと月では結構な節約が可能です。就園前のお子様がいらっしゃる専業主婦の方におすすめの方法です。

節約ばかりでは子供がかわいそうですので、子供のお菓子は駄菓子屋さんに連れて行って自分で選んでもらうようにしています。小さなお菓子ならお金もそれほどかからず、遊び感覚で楽しませています。

もちろんお子さんが一緒でも計画的に買い物できる方は多いでしょうが、確実に節約するなら一人で買い物するのが一番です。

スーパーで駄々をこねる子供

冷静にネットで

はるかさん

40代

女性

主婦

東京都

私は普段節約のために、スーパーに足を運んで買い物をするのは極力避け、ネットスーパーを利用しています。

ネットスーパーを積極的に利用し始めたきっかけは、まず子供が小さくてなかなかゆっくり買い物に行けないからです。そしてネットスーパーですと、買い物かごに商品を入れていくたびに合計金額が表示されるので、買いすぎ防止になるということも、始めたきっかけです。ネットスーパーを利用し始めてから、無駄買いを一切しなくなりました。またお菓子やビールなどの嗜好品も、あまり買わなくなりました。よって月に5000円くらいは節約できているのではと思います。この節約術は、子供や旦那がいて無駄買いをしてしまいそうな家庭に向いているのではと思います。

お店に行くとついつい余計なものを買ってしまう、という方は一度ネットスーパーを試してみましょう。

ネットスーパーのメリットは?使ってみた感想を聞きました
ネットスーパーのメリットは?使ってみた感想を聞きました

余計なものを買わないためには?

無駄遣い回避

くららさん

40代

女性

パート・アルバイト

神奈川県

スーパーではつい無駄遣いをしてしまうので、あらかじめ買うものをリストアップしています。

購入予定がないのに安いから、とついつい買ってしまった商品が冷蔵庫に溜まったりするので、その無駄を節約するように始めました。

買い物は3日に1度ほどのペースです。平日は会社帰りにスーパーへ寄りますが、前日に冷蔵庫をチェックして必要なものをリストアップします。土日は少しまとめ買いをするので、出かけるまえにリストアップします。スーパーでリストにない商品の特売があっても買わないようにしています。また、リストアップした商品が、その日の値段がいつもより少し高めの場合には別の商品にすることもありますが、基本的には変更しないようにしています。

このように買い物をするようになってから、食費が月に1万円以上は節約になりました。冷蔵庫も以前よりスッキリするようになりました。買い物をしているその瞬間は損をするように感じることもありますが、トータルで考えると節約になるのでお勧めです。

「安いから買う」に要注意!

  • それ本当に必要ですか?
  • スーパーの作戦にハマっていませんか?

節約の鬼

こちらのバビさんの節約術は思わず「師匠と呼ばせてください!」と言ってしまいそうになります。

だんだん見えてくる

バビさん

50代

女性

主婦

兵庫県

まず、一週間の献立を先に考えます。それも今までの特価品を考慮して献立を予定する事。それを1か月分4週間スパンで考えて献立表を作ります。初めは献立を作らずにチラシの特売品を毎日購入する事です。卵が特売ならば、それしか買いません、あとは野菜、肉類もそうです。基本、特売品しか買いません、交通手段は徒歩か自転車。基本、スーパーと自宅までの往復は無料にしなければ意味がありません。そのチラシで購入した食材で何種類かの料理を作り、それもリストにしておきます。そんな事を半年も続ければようやく一ヶ月の献立、特価品のみの、献立表が見えて来ます。基本単価は3人前で一食200円です。家族3人で一日600円、月に18000円となります。

節約のプロフェッショナル

このすみれさんの節約術が最も王道なものかもしれません。これぞ節約のプロフェッショナルです。

節約歴ウン十年

すみれさん

50代

女性

パート・アルバイト

新潟県

事前にチラシを見て買い物リストを作り、それ以外はなるべく買わない。

よく購入する日持ちする品は底値を記憶、それより安い時はリスト外でも購入。目的なくお店に寄らない。値引き品だからと飛び付かない。冷凍庫に余裕ある時は購入。家族と行くと、つい余計なものを買ってしまうのでなるべく一人で行く。誕生日などのイベントやリクエストがある時以外は、メニューを決めず、安い食材からメニューを決める。あまりギチギチにすると家族に申し訳なくなるので、旬のものは一度は食卓に並べる。すぐ食べるフルーツは見切り品を活用する。動線を外れる距離のスーパーのハシゴはしない。通り道で目玉商品がある場合はハシゴする。ポイント倍増などの日を覚えて活用する。

スーパーの節約は学問

スーパーの費用をコツコツ節約できれば、一か月の支出が抑えられ、大事な支払いに回すことができます。一番大事なことはストレスなくスマートに節約することです。節約を意識しすぎて「スーパーを何件もハシゴする」「必要ないものでも安ければ買う」「節約しすぎて家族との関係が悪くなる」という状態にならないよう気を付けてくださいね。今ギクッとしたあなたは【100均で失敗】安いと思ったら逆に高くつく買って後悔したもの節約の失敗談9選!得するつもりが高くついた私の節約術もぜひチェックしてみてください。