引っ越しの節約で得をした体験談

引っ越しの節約術8選!安い費用に抑えるおすすめ方法とは

引っ越しの節約方法を知っておくと、費用を数万円浮かせることも可能です。繁忙期なら単身でも5~7万円は当たり前。
夫婦2人の世帯なら10万円以上はかかるため、少しでも値段を安くするために、進学や転勤のために引っ越しする際は、削れるお金はないか見積もりの費用をしっかりと見直しましょう。

引っ越しの節約術8選!安い費用に抑えるおすすめ方法とは

引っ越しの費用をどうやって節約しましたか?

引っ越しの費用を節約するには、いくつかのコツがあります。何をすると、当初の見積もりの料金よりも安くすることができるのか、実際に引っ越しの節約に成功したという10人に、その方法について聞きました。

引っ越し費用に悩む女性

1.自分で荷物を梱包する

ダンボールを自分で調達して5万円の節約

匿名社員さん

35歳

男性

会社員

東京都

私の場合、都内での引っ越しでした。部屋の入居費や新しい家具の購入代金は削ることができないので、何とか引っ越し代金を抑えようと思い、できる限りできることは自分で準備をしました。

まずは、近所のスーパーでダンボールをもらってきて、荷物の8割くらいは自分で梱包しました。これで、大体5万円程度の節約になったと思います。

また、いらない本を買い取り業者に持っていくことで、ダンボール3箱分くらいは節約できたと思います。

次に引っ越しする時は、費用を節約するために、引っ越し業者しか運べないものだけをお願いしようと思っています。

自分で荷物を梱包して節約する女性

2.「時間指定なし」にする

時間フリー便で1万5千円の節約

わおんさん

30代

女性

主婦

兵庫県

四国地方から関西への引っ越しでした。主人の仕事の都合のため、どうしても時期をずらすことができず、一番費用が高い3月にせざるをえませんでした。

何とか安くなる方法はないかと探したところ、「時間フリー便」を選択できる業者がありました。

フリー便とは、引越し日の数日前にならないと引越し時間がわからない代わりに、料金が安くなるもので、フリー便を選択できる業者を選んだところ、見積もりから1万5千円ほど安くなりました。とてもお得だったと思います。

ですが、もしも次の引っ越しがあるならば、やはり引越し料金のトップシーズンは避けて安い時期に引っ越しをしたいと思います。

3.不要なオプションを外す

らくらくパックなしで8万円の節約

はるさん

30代

男性

会社員

石川県

県外への引っ越しで、時間短縮のためにらくらくパックを検討していましたが、作業内容を聞いたところ、思ったほど特別な作業がないことが分かり、その分の作業を自分ですることにしました。

全体での見積比較で、そのパックを除いたことで約8万円も下がりました。

ここまで違うのであれば、不要なオプションには入らない方が料金的にもメリットが大きいと思います。

それと、荷物の量(ダンボール数)で、トラックの大きさや配車数、人の数が変わると分かったので、次回に引っ越しする機会があれば、たとえば不要な荷物やモノは事前に処分しておくようにしようと思っています。

不要なオプションを断る主婦

4.使い終わったダンボールを自分で処分する

資材回収費3,000円の節約

あゆみんさん

33歳

女性

会社員

岡山県

1kmも離れていない市内での引っ越しでした。そのため、3~4月の繁忙期は避け、6月の閑散期まで引き延ばすことができました。

費用を節約するにあたり自分たちで梱包するようにしましたが、見積もりに資材回収費が含まれていたため、ダンボールの処分は引っ越し業者にお願いせずに、ダンボール回収業者に持ち込んで処分しました。

これで、引き取り料3000円を節約できました。

引っ越し費用は人件費が大きな割合を占めますので、数社の見積価格を比較、検討すべきです。見積もりが複数あると値引き交渉がしやすくなります。次回の引っ越しでは、荷造り用の資材も自分たちで用意しようと思っています。

5.電化製品を自分で設置する

できることは自分でやって2万円の節約

かやさん

28歳

女性

主婦

宮城県

宮城県内での引っ越しでした。まずは、各社の見積もりを取って、私がお願いしたい業者と1番安い業者との金額を比較し、この差をどこまで下げることができるか交渉しました。

また、電化製品の設置を自分でやることにして、設置手数料を削ったり、細かい荷物を全て車に乗せて運んだりしたことで、当初の見積もりよりも2万円は安くなりました。

さらに、買い替えるものはリサイクルショップに出し、処分費用を節約しました。

主人の転勤で今度は北海道に引っ越すことになったので、これまでの経験から、車に乗せられるものは全て乗せ、家電製品もリサイクルショップに買い取ってもらうなどして、費用を抑えようと思います。

6.運賃が高い荷物を自分で運ぶ

タイヤのホイールの運送費3万円の節約

ポチさん

40代

男性

その他

埼玉県

私の引越しは同じ市内でした。4社に無料の見積もりを依頼したところ、1番安い所でも7万円、1番高い所は14万円で、どの業者からも、料金が高い要因が部屋に保管してあるタイヤホイールだと言われました。

車が趣味のため、タイヤホイールが何セットもあったせいです。仕方ないので1番安い7万円の業者に、タイヤホイールを自分で全て運ぶ替わりに、4万円にならないか交渉したところ、快諾してもらえました。

おかげで3万円も節約できました。

今回は、自分で運ぶことで節約できましたが、次回からはすべて自分で荷物をまとめようと思っています。業者にはただ運んでもらうだけにしておけば、かなりの節約になると思います。

7.荷物をできるだけ減らす

荷物を減らして3~5万円の節約

tumoさん

30歳

女性

会社員

東京都

神奈川県から千葉県への引っ越しでした。複数の会社と交渉し、一番料金が安くて安心のできる引っ越し会社を選びましたが、さらに、荷物の量で金額が変わってくるとのことでしたので、荷物を少なくしようと思い、できるだけ処分しました。

一人暮らしの引っ越しでしたので、それほど大きな金額が節約できたわけではありませんでしたが、当初の予定金額よりも3万円~5万円くらいは安くなったと思います。

次回の引っ越しの際は、同じ引っ越し会社さんにお願いしようと思っています。以前も利用させていただいたことを伝えれば、多少は安くなるのではないかと思っています。

引っ越し代節約のため荷物を処分する女性

引っ越しのたびに買い替えています

RAVOさん

28歳

男性

無職

宮城県

これまでに、青森県から宮城県、宮城県から長野県、長野県内でも3度ほど引っ越しをしてきました。

これまでの引っ越しの経験から、冷蔵庫、洗濯機、ベッド等の大きな荷物は、持っていくのではなく、現地で安く購入した方が得だと思うようになりました。

遠方になるほど運送費がかさみますので、大きいものは持っていかない方が、断然安く済みます。このやり方で、遠方からの引っ越しで4万円、県内では1万もかかりませんでした。

部屋をできるだけ汚さないように使うと、受け渡しの際に敷金が戻ってくると聞いたので、今後引っ越す機会があれば、ぜひとも敷金を節約したいと思っております。

8.運搬のみを運送会社に頼む

赤帽さんにお願いして6千円に

みかんさん

46歳

女性

パート・アルバイト

山口県

県内での引っ越しの際、引越し費用を節約するために、引っ越し業者ではなく赤帽さんにお願いしました。

簡易的な荷造りで済むため、一般の引越センターに頼むと2~3万円はかかる引っ越し料金が、たったの6千円で済みました。その代わり、スーパーで使ってないダンボールを調達するなどして、自分で荷造りしました。

引越センターだと、ダンボールを用意してくれるし、荷造りをしておけばスタッフの方が運んでくれますが、手がかかるのは仕方ありません。

さらに、赤帽だと、運送スタッフが1人で来るので、私も一緒に荷物を運ばなければならないので、結構大変でした。赤帽さんは料金が安い分、こちらの負担が多くなりますが、急の引っ越しでなければ、次回も赤帽に頼んで引っ越し費用を節約したいです。

赤帽さんをご存じない方はこちらの動画をご覧ください。

衣類のみを宅配便で送って2万円に

しーさん

21歳

女性

パート・アルバイト

北海道

私は東京から実家がある北海道へ引っ越しましたが、東京から北海道までだと、費用がかなり高くなってしまうので、必死に引っ越し代を安く抑える方法を探して、最終的に宅配での荷物を運ぶことにしました。

そのため、まずは家具家電をリサイクルで買い取ってもらいました。これで、荷物が衣類のみになったので、ダンボール10箱で大体7万円となるところが、120サイズのダンボール10箱が2万円で収まりました。

引っ越し費用は、家具家電を売ったお金で賄いました。

都内での引っ越しは、多少大きな荷物があってもそれほどかからないと思いますが、運送距離が長くなるとお金がかかるので、全てを持って行くよりは、一度処分してから、新しいものか中古を購入したほうが安く収まると思います。

節約できる費用を事前にチェックしよう

引っ越し費用を節約するためには、次のような6つのポイントの中から可能なものを選ぶとよいでしょう。

引っ越し費用の節約方法

  1. 梱包や設置等できることは自分でする
  2. 荷造り資材の調達・処分は自分でする
  3. 時間帯は「フリー」を選ぶ
  4. 運賃が高い荷物の運搬は頼まない
  5. 運搬する荷物の量を少なくする
  6. 引っ越し業者ではなく運送業者に頼む

引っ越しの費用を理解していないと、言われるがまま契約して高額費用を請求された…何てことになりかねません。そのため、あらかじめきちんと見積もりを確認して、必要なものを確実に運んでもらえるように心がけることが大切です。