旅行代を節約するためのおすすめの方法
旅行にかかるお金を節約するためには、どの費用を削るといいのでしょう。今回は、旅の節約に成功した経験を持つ10人に、その方法について聞きました。
体験談にはさまざまな節約方法があることから、近々旅行に出かける予定のある人はきっと参考になるはずです。
旅費の節約体験談【国内旅行編】5選
Airbnbを利用して1万円の節約
ひろみさん
40代
女性
主婦
新潟県
新潟から神戸まで車で旅行した際、宿泊費を節約するために健康センターで4泊し、3日ほどAirbnb(エアビーアンドビー)を利用しました。
Airbnbとは、部屋を貸したい人と借りたい人をつなぐサイトで、民泊のほかに、いろいろな宿泊施設も掲載されています。
基本的にAirbnbで借りた場所は車庫なしなので、ネットで調べて一番コスパがよい駐車場を選びました。また、電車で観光地を回ることで駐車場代を節約しました。
さらに、高速道路を一切使用せず、往復すべて一般道路を使うなどして、二人で1万円は節約できたと思います。
ネットで安い宿を見つけて1万円の節約
ナオトさん
20代
男性
会社員
福岡県
私は、ネットを使って色々な旅行サイトでその地域の最安値の旅館を探すことで、宿泊費を節約することができました。
もちろん、ただ安ければいいというわけではなく、レビューや口コミを読んで良さそうだと感じたら、そのまま予約します。
この方法で宿泊費を節約することで、1万円は節約できたと思います。浮いたお金は、各地の美味しいグルメに使いました。
基本的には食事なしの素泊まりなので、旅館やホテルのような宿泊にあまりこだわりがない人にはおすすめの節約方法です。
高速道路を使わずに13,640円の節約
ペペさん
30代
女性
会社員
北海道
観光およびご当地グルメを食べるために、自家用車で北海道の函館に旅行に行きました。その際、少しでも旅費を安く抑えようと思い、高速道路料金代を節約することにしました。
高速を使用すると、私が住んでいる旭川から函館まで、休日ETC割引で片道6820円かかります。なので、往復だと合計13,640円を節約できました。
北海道の場合、本州に比べて交通量が少なく渋滞もほとんどないので、高速を利用しなくても大丈夫かなと思いました。
その代償として、高速道路を利用するよりも2時間半ほど多く時間がかかってしまいましたが、渋滞もなくのんびり景色を楽しみながら、お金も節約でき、とてもいい旅行になりました。
ワンボックスの車中泊で15,000円の節約
ゆうこさん
30代
女性
主婦
千葉県
家族で栃木県の那須方面に旅行した際、2泊分の宿泊費を節約するために、宿には泊まらず車中泊をしました。
我が家はワンボックスカーなので、後部座席をフラットにすると、楽々広々とまではいきませんが、ダブルの布団を敷いて普通に寝ることができます。
観光地周辺なら道の駅があるので、車中泊する場所にも困る事はありませんでした。また、お風呂に関しては、事前に入浴施設を調べておきました。
宿を利用した場合、素泊まりでも2泊で2万円はかかってしまいますが、車中泊なら入浴料金しかかからないので、軽く見積もっても1万5千円以上は節約できました。
朝食をコンビニで買って5千円の節約
キョウさん
50代
男性
その他
大阪府
朝食をホテルのレストランで摂らず、前日にコンビニで購入しておいたパンやサラダで済ませました。
ホテルの朝食バイキングの料金が一人2,200円するので、家族3人で6,600円になります。コンビニで購入した料金を差し引いても、5千円は節約できました。
部屋で朝食を摂るメリットは金銭面だけではありません。
子供がいると、朝食の時間に間に合うように起こしても、着替えの際にぐずぐずしたり、バイキングで目移りしてしまったりと、時間ばかりかかってしまいます。
そのため、部屋で朝食を済ませた方が親としても楽です。
旅費の節約体験談【海外旅行編】5選
出発時期をずらして旅費の1/3を節約
さやかさん
20代
女性
会社員
東京都
海外旅行の場合、旅行会社や時期、出発日時によって値段が大きく変わります。
たとえば、航空会社を選択できるプランがある場合、「特定の航空会社を選択しない」とか「LCCを利用する」というプランを選ぶことで節約することができます。
仕事の関係上、休む時期も繁忙期よりずらして、9月末や10月初めに旅行に行くことで安くなりますし、月曜などの平日に出発することによって、さらに節約することができます。
また、現地ではオプショナルツアーなどを予約せずに、なるべく現地の公共機関を使って自分たちの行きたいところに移動するのも、一つの手です。
このように、航空会社や平日出発、公共機関の使用によってやり繰りすると、旅費全体の3分の1程度を節約することができます。
アパルトマンを借りて2~3万円の節約
さくらさん
30代
女性
主婦
福岡県
夫とパリに旅行した際、ホテルではなくてキッチン付きのアパルトマンを借りたところ、大正解でした。
昼食はビストロなどで食事をし、夕食はアパルトマンで買ってきたチーズやパン、簡単なサラダとワインなどで食事を済ませることで、かなりの食費の節約になりました。
ヨーロッパは基本的に外食すると高いですが、パリではバゲットやチーズは日本よりも安く買うことができます。
ビストロの昼食でさえ、2人でチップなどを含めて7,000円ほどですから、夕食なら1万円は超えてしまいます。それが、自炊だと3分の1ほどの金額で済むのです。
1週間の滞在でしたので、食費だけでも2~3万円は節約できたと思います。
マルシェで買った新鮮な肉や魚、野菜などを楽しく調理して、まったく飽きることはありませんでした。
ドミトリーの利用で3万円の節約
のりこさん
30代
女性
主婦
東京都
宿泊は寝るだけに戻る感じなので、安くてもいいかなと思い、ホテルでなくドミトリーに宿泊することによって、宿泊費を節約しました。
ホテルと違って色々な国の友達ができ、おすすめ場所を教えてもらったり、現地のガイドさんも紹介してもらえたりするので、ノープランでも安心です。
アジア、ヨーロッパどこにいってもドミトリーはあります。日本人が経営している場所も多く、宿泊費だけだと1万円くらいで済みます。
ドミトリーで観光のお得な情報なども仕入れられたので、トータルすると3万近くは節約できると思います。
割引やクーポンで1万円ほどの節約
まーちゃんさん
30代
女性
パート・アルバイト
千葉県
私は、事前に行く場所を決めておき、サイトなどで調べて割引情報やクーポン券などの発行することで、観光施設への入館料等を節約しました。
行きたい場所の近くで様々な割引情報があって、飲食店とのコラボレーションで安くなるところが結構ありました。
クーポン券よりも、むしろ飲食店での食事代の割引システムの方が得ではないかと思うほどです。
事前に調べた割引やクーポン券を使うことで、家族4人で1万円は得をしました。
ICカードで台湾の地下鉄料金を節約
みこさん
20代
女性
パート・アルバイト
広島
私が台湾に行った時、悠遊カード(EASY CARD)という交通系ICカードを使うことで、台北地下鉄(MRT)や台湾鉄道(TRA)にかかる交通費を節約しました。
台湾ではそのカードを使うと地下鉄に2割引で乗ることができます。
最初にカードを買うとき100元(約380円)かかるのですが、切符を買う時間も節約できる上、改札もスムーズでした。
一部のタクシーやコンビニでも使用できるので非常に便利です。
しかも、台中でこのカードを使えば、10キロ以内の距離だと無料でバスに乗ることができます。旅行に欠かせない交通費が節約できるのは、旅行好きにはたまりません。
MRTの運賃は、1区間20元(80円)とかなり安いのですが、このカードによって、50元(日本円で190円)くらいは節約できます。さらに、カードは返却すれば、一部デポジット分が返却されます。
繁忙期を外せば旅行の費用は節約できる
旅費を節約する最も有効な手段といえるのが、やはり繁忙期を外すことでしょう。ホテルの宿泊費や飛行機代などの費用は、時期によってかなり違いがあるので、年末年始やGW、お盆などの休みをずらして取ると安くなります。
さらに、比較サイトや旅行サイトを駆使することでも、旅費をかなり節約できることから、ネットを賢く活用することをおすすめします。