車の節約できる費用とは?

車の節約術10選!維持費を安くするおすすめの削減方法

車の節約に成功するためには、維持費のコスト削減が重要になります。具体的にどのような費用を節約できるのでしょう。
実際に節約に成功した10人のみなさんに、自動車の維持におすすめの節約術について聞きました。

車の節約術10選!維持費を安くするおすすめの削減方法

車の維持費の内訳

車は代金を支払って購入し、あとはガソリンを入れておけばいいというわけにはありません。車がいつでも走れるような状態を維持するためには、主に次のような費用が必要になります。

主な車の維持費

  • ローンの費用
  • 税金
  • 保険料
  • ガソリン代
  • 車検代
  • メンテナンス費
  • 消耗品費
  • 駐車場代 など

重要なのでもう一度絵で表しました。

車の維持費

車は保有するだけでもこれだけの費用が掛かり続けるため、節約によって維持費を減らすことはできても、全くゼロにすることはできません。

そのため、車の維持費の負担が難しい場合は、必要に応じてレンタカーやカーシェアリングを利用してみてはいかがでしょう。

カーシェアリングのメリットは?レンタカーよりお得な理由
カーシェアリングのメリットは?レンタカーよりお得な理由

車にかかる費用の節約体験談10

車の諸経費を節約するための方法を知るために、日頃から車にかかる費用を節約しているという10人に、節約術について教えていただきました。

それでは、税金や保険料のほか、ガソリン代やメンテナンス費用などの節約方法をみていきましょう。

1.税金の節約

軽自動車にして自動車税を節約

ヨシミさん

30代

女性

パート・アルバイト

山梨県

自動車税が安い軽自動車

車にはほぼ毎日乗っているので、日頃から車の維持費の節約に注意を払っています。

まずは節税対策として、普通自動車ではなく軽自動車を選びました。これで、2万円くらいは節約できていると思います。

そのほかには、スピードを出しすぎると燃費が悪くなると聞いたので、できるだけゆとりを持って走るようにしています。

さらに、定期的に点検を受けています。点検をするとお金がかかるように感じますが、故障した際に部品代や工賃をとられるよりは、安上がりだと思います。

2.保険料の節約

ネット生保で保険料を節約

ユウキさん

40代

男性

その他

愛媛県

車は基本的に週末に運転しますが、雨の日などに子供の学校や塾などの送迎に使用するときもあります。

私は、一般の保険会社よりも保険料が安いネットの保険会社を利用し、さらに最小限の補償内容にすることで保険料を安く抑えています。

アイドリングストップ車ですので、赤信号などの停車しているときはエンジンが止まるのはもちろんですが、それ以外の停車中もエンジンを止めて燃費がよくなるように配慮しています。

また、近くにあるガソリンスタンドの価格を比較して、一番安いところに行くことで、ガソリン代を最低限必要な費用に抑えています。

保険をまとめて保険料を節約

あいさん

30代

女性

主婦

兵庫県

我が家では、軽自動車と普通車の2台を所有しています。軽自動車は主人の毎日の通勤に使用し、普通車は平日の1~2日と週末に使用します。

この2台にバラバラにかけていた任意保険を一つの会社にまとめることで、保険料を節約しました。

保険会社が違っても2台目の保険料が安くなるセカンドカー割引がありますが、さらに、保険会社をまとめることでノンフリート多数割引が受けられます。

また、少しでもガソリン代を減らすために、主人の毎日の通勤には普通車ではなく軽自動車を使っています。

3.ガソリン代の節約

一定速運転で燃費をアップ

りょうこさん

30代

女性

会社員

山口県

毎日、車で通勤しています。通勤距離は往復で48kmもあるので、年間の走行距離はかなりなものになります。

私は燃費をよくするため、時間に余裕があって、後続車がおらず周囲の迷惑にならない時は、時速60kmを維持して走るようにしています。

急な減速と加速は避け、一定の速度を保つことで燃費がかなり伸びます。さらに、ブレーキを頻繁に踏むと、ブレーキパッドの交換頻度も高くなってしまいます。

そのため、急発進や追い越しはなるべくしないように注意し、急ブレーキを減らすために、普段から車間距離を空けて走るように心がけています。

エンジンブレーキで燃費をアップ

みさきさん

40代

女性

主婦

宮崎県

うちは子供の中学校が遠いため、毎朝車で子供を学校まで送っています。燃費を良くするために、私が普段から工夫していることの一つにエンジンブレーキがあります。

スピードを落とす時や止まる時に、余裕を持ってアクセルから足を離してエンジンブレーキをかけるのが、燃費にはいいそうです。

そのため、上り坂や下り坂に関わらず、エンジンブレーキを使って、無駄にブレーキを踏まないようにしています。

また、急に加速しないことも気をつけています。軽自動車はどうしても坂道での加速が悪いので、後ろから車が来た場合は、無理をせずに道を譲るようにしています。

走行抵抗を減らして燃費をアップ

ガリアードさん

20代

男性

会社員

長野県

通勤のために週5~6日は車を使っています。職場との距離は往復20キロ程度ですが、少しでも燃費を良くするためにハイブリッド車を購入しました。

また、車の重量が大きいと車にかかる抵抗が大きくなって、その分燃料を使うので、極力、重量を減らすことを心がけています。

車内には必要品以外のモノは積まないようにしています。燃料を満タンにすると重量が増えるので、少しずつこまめに給油するようにしています。

さらに、冬以外はなるべく自転車で通勤し、燃料代を節約しています。おかげで、以前は月6千円ほどかかっていたガソリン代を、4~5千円まで減らすことができました。

荷物を車から降ろして燃費を良くする女性

クレジットカード払いでポイントを貯める

さやさん

20代

女性

主婦

栃木県

普段、車は週5日~6日程度運転すると思います。車の燃費を意識してハイブリットの車を購入しました。

車にかかるお金を少しでも抑えようと思い、ガソリンを入れる時の支払いにクレジットカードを使い、ポイントを貯めることを心がけています。

ポイントがある程度貯まったら、給油の際の支払いにそのポイントを使用することで、ガソリン代を節約することができます。

さらに、運転に対する採点や評価や一定区間の燃費が、車のメーターパネルに表示されるので、それを見てできるだけアクセルを踏み込みすぎないように心がけています。

4.メンテナンス費用の節約

メンテナンスパックで点検費用を節約

のび太さん

40代

男性

会社員

北海道

通勤に公共機関を利用しているため、車に乗るのは週末のみですが、車の維持費を節約するために、今の車を購入した際、5年間のメンテナンスパックに加入しました。

これには、初回の車検代と半年に一回の点検が含まれています。購入時に一括で払っていますので、その後5年間のランニングコストが抑えられます。

次に、洗車をするのをやめました。洗っても直ぐに汚れてしまいますし、車に乗る頻度も低いので、半年に一回の点検のタイミングでディーラーに洗車していただきます。

また、町なかの移動にはもっぱら公共機関を利用し、極力車に乗らない様にしています。おかげで、定期点検の費用のほかに、ガソリン代や洗車代も節約できています。

セルフメンテナンスで工賃を節約

りょうさん

30代

男性

会社員

千葉県

仕事の通勤に毎日、車を利用しています。私は、メンテナンスをディーラーやガソリンスタンドに任せず、自分で行うことで交換工賃を節約しています。

車にかかるお金を削減するために、ワイパーのゴムやランプ、バッテリー交換といった軽微なメンテナンスは自分で行なっています。これで数千円は節約できます。

また、私の乗っている車は年式が古く、残価も無いため、車両保険には加入しないことで、保険料を節約しています。

その他に、車検は民間の車検場の方が、ディーラー車検より車検費用を抑える事ができるので、車検は知り合いが働いている民間の車検場で行なっています。

5.駐車場代の節約

多少は遠くても安い駐車場に

まきさん

20代

女性

会社員

宮城県

自家用車は平日には使わず、主に休日に使うことが多いです。車にかかっている費用で大きいと感じているのが、駐車場代とガソリン代です。

そのため、これまで自宅に近い場所に借りていましたが、自宅から少し遠い場所の安い駐車場を探して契約することで、4千円ほど節約することができました。

また、車のエコ運転の表示が維持されるように運転を心がけるほかに、よく利用するガソリンスタンドの値段を比較し、一番安いところで給油するようにしています。

さらに、ガソリンスタンドのメンバーズカードを作っておくと、給油のたびにポイントが貯まるので、ガソリン代からの値引きによってさらにお得です。

車の維持費を見直して固定費を節約

生活費を節約するためには、食費等の「変動費」を少しずつ減らすよりも、車の維持費や通信費のような、毎月一定額が出ていく「固定費」の削減が効果的だといわれています。

その中でも「金食い虫」と呼ばれる自動車は、保有し続けることで高額な維持費がかかるため、上手に節約してかかるお金を減らすことが大切です。

さらに、どうしても車の維持が難しくなったら、車を持たない「車なし生活」という選択肢があります。車を手放すといくら貯金ができるか知りたいという方は、車なし生活の節約術をお読みください。