初心者におすすめできない資産運用
初心者におすすめの資産運用がある一方で、「初心者はやめたほうがいい」といわれる資産運用もあります。特に、ここで紹介する2つについては、しっかりとルールを理解した上で、慎重に運用する必要があります。
1.不動産投資


不動産投資とは、アパートやマンション、ワンルームマンションなどの不動産への投資や、REIT(不動産投資信託)等により利益を得る資産運用です。
おもに不動産投資には、次のようなメリットやデメリットがあります。
不動産投資のメリット
- 安定した家賃収入が得られる
- インフレに強い
- 節税効果がある
不動産投資のデメリット
- 築年数によって価値が下がる
- 空室があると収入が得られない
- 元を取るまで時間がかかる
不動産投資の利点といえば、毎月決まった額の収入が得られることですが、入居者がいなければ家賃収入はゼロの上、換金性が低く短期的に利益に結びつきにくいことから、すぐにでも利益を得たいという人には不向きです。
不動産投資を行っている皆さんは、次のようなメリットやデメリットを感じているようです。
不動産投資の良い点は?
株式のように乱高下することがありませんので、長期的に安定収入が見込めるところが最大のメリットです。(50代 / 男性 / 自営業)
景気が悪くても賃料収入が得られますし、好景気によって不動産価格が上昇すれば売却利益も得られます。(30代 / 男性 / 会社員)
老後に収入が少なくなっても不労所得の収入が得られる上、減価償却によって所得税や住民税が軽減されます。(30代 / 男性 / 会社員)
不動産投資の難しい点は?
経年劣化が原因による設備故障の場合、オーナーである自分が修繕や交換の費用を負担しなければなりません。(30代 / 男性 / 会社員)
常に満室ということはあり得ないので、通常10~20%の空室率を考えておく必要があります。(50代 / 男性 / 自営業)
景気だけでなく、オフィスの供給率やマンションの入居率、地価等の要因が影響するため、見通しが立ちません。(30代 / 男性 / 会社員)
2.FX(外国為替証拠金取引)

FXとは、ドルなどの外貨の価格変動によって生じた「為替差益」から利益を得る資産運用で、大きなリスクを伴うことから「難しい」「危険」といわれています。
おもにFXには、次のようなメリットやデメリットがあります。
FXのメリット
- 大きな利益が得られる
- 少額から始められる
- 外貨預金に比べて手数料が安い
FXのデメリット
- 元本保証がない
- 多額の損失が出る可能性がある
- 相場変動によって暴落する恐れがある
FXはハイリターンの資産運用で知られていますが、少額から始められるのもメリットの一つです。ただし、「天井知らず、底知らず」という言葉があるように、やり方次第で大きなリスクを伴うため、あまり初心者にはおすすめできません。
それでは、投資家の皆さんは、FXにはどのようなメリットやデメリットがあると感じているのか見ていきましょう。
FXの良い点は?
マイルールを守って、損切りを確実にして塩漬け状態にしないでやれば、月に必ずプラスの利益が出ます。(50代 / 男性 / 会社員)
他の投資商品なら数十万は必要ですが、FXは小資金で投資ができます。私は10万円からはじめました。(30代 / 女性 / 主婦)
トレードによる利益のほかに金利差益(スワップポイント)が得られるので、含み損を抱えても挽回が可能です。(30代 / 男性 / 会社員)
FXの難しい点は?
勝てるようになるまでには1年くらいの勉強が必要です。地道にコツコツと勉強するのが苦手な人には向いていません。(30代 / 女性 / 主婦)
FXは損切りをするタイミングがとても重要で、FXに関する知識や社会情勢への理解がないと確実に損をします。(30代 / 男性 / 会社員)
主要国の金融政策変更による為替レートの大幅な変動が起こると、FX取引の損益が左右されるのが難点です。(30代 / 男性 / 会社員)
資産運用は自分に合った方法を見つけよう
資産運用をはじめたいけれど、どれにしようか迷ってしまうという人は、目標や目的に合った方法を選びましょう。「安全性と収益性のどちらを重視するのか?」「お金はいくらまでかけられるのか?」「リスクはどこまで取れるのか?」など、具体的な条件をあげていくことで、おのずと方法は決まるはずです。
やっぱり自分一人で決めるのは難しいと感じる方は、資産運用が学べるスクールbookeeでお金の勉強をしてみるのも一つの方法です。
資産運用は利益を上げられる一方で、元本割れなどのリスクを伴うということを正しく理解して、無理せず堅実に進めていきましょう。

