メルカリの説明文に記載したいこと
メルカリの説明文では、購入希望者に商品の詳細を詳しく伝えることが大事です。説明文を書くときは、お得感を出すことも大切ですが、正確な情報を伝えなくては意味がありません。
出品した商品が即購入される確率がアップする、魅力的な説明文を書くためのポイントを例文とともに見ていきましょう。
1.商品名・ブランド名
商品名やブランド名で検索するユーザーが多いので、商品名とブランド名は必ず書きましょう。ブランド名は英語やカタカナ、略称など考えられる表記を文章の中にさりげなく登場させるのがコツです。型番やロットナンバーを記載すると、より親切な印象を与えることができます。
2.金額
購入したときの金額や、ネットで売られている金額を記載しておきましょう。出品物にどれほどの価値があり、どれほどお得かを伝えることができます。
3.色・柄・サイズ
色や柄、サイズをわかりやすく説明しましょう。特にカラーは、ネイビーとブラックなど写真ではわかりづらい場合があります。誤解を生まないように記載することが大切です。
4.商品の状態
汚れの程度やどれくらい使用したかなど、商品の状態を詳しく説明しましょう。ダメージがある場合は、「4枚目の写真のように、チャーム部分に小傷がみられます」というように、汚れや傷のある箇所や、破損した理由を正直に伝えましょう。お互いに安心して取引を進めることができます。
5.出品した理由
購入者としては、その商品を出品した理由が気になります。「使いにくいから」「流行が去ったから」などネガティブな出品理由では購買意欲を低下させる原因になってしまうため、「自分には合わなかった」「使用頻度が少なかった」と言うように言葉を選んで伝えるのがポイントです。
6.梱包・発送について
梱包の仕方や発送方法を記載して丁寧さをアピールすることで、購入者に安心感を与えることができます。商品が入っていた箱や袋、付属品がつくかどうかもあわせて記載しておきましょう。
7.注意事項
注意事項がある場合は、購入者の記憶に残りやすいよう説明文の終盤に記載するのがベストです。
8.締めの言葉
締めの言葉として、最後まで読んでくれたことへの感謝や、気軽に質問してくださいという心意気を伝えましょう。読んでくれたユーザーに「この人の商品なら安心して購入できる」というプラスの印象を与えることができます。
9.お得感を印象付ける
最後に今が買い時というお得感を購入希望者に印象付けましょう。お得な情報を記載することで、早くしないと他の誰かが購入してしまうという焦りが生じ、即購入につながりやすくなります。再出品や値下げをしたときに、追記として書くのもおすすめです。
メルカリの説明文でしてはいけないこと
メルカリの説明文に書いてしまいがちなNGを見ていきましょう。規約違反や禁止事項だとは知らずに記載してしまった場合でも、無期限利用停止などの処分になる可能性があるので注意しましょう。
他ユーザーの説明文をコピペする
メルカリの禁止事項に「他会員の写真、文章などを無断で使用すること」があります。出品したいアイテムと同じ商品を見つけても説明文の盗用をしてはいけません。
返品不可と記載する
商品説明文やプロフィールに「返品不可」と記載をすることは禁止されています。
返品不可
ノークレーム (NC)
ノーリターン (NR)
ノーキャンセル (NC)
3N (略語)
商品に問題があっても返品に応じないことを記載しているもの
嘘の情報を記載する
虚偽の設定、または誤った情報を記載することは違反行為です。商品説明文に嘘の記載をすることはもちろん、誤解を招く恐れのある大げさな表現にも注意が必要です。
購入者や購入希望者を欺いたり、誤解を生じるような記載を禁止します。
検索用キーワードの羅列
虚偽のブランドの設定
虚偽のカテゴリの設定
正しい商品状態の設定ではない
メルカリの説明文で気を付けていることは?
メルカリに出品したことのあるユーザーに、説明文の書き方で気を付けていることはないか質問してみました。メルカリユーザーは商品を売るためにどのような説明文を書いているのでしょうか?体験談をみてみましょう。
信頼関係が大事です
マナさん
30代
女性
主婦
静岡県
商品を探している人が安心して購入できるように、出来るだけ詳しく商品説明文を書くようにしています。
洋服を出品する際は、サイズだけでなく肩幅や身幅など細かく測り、購入した月日もわかる範囲で書いています。
出品者の身長などを書いておくと、購入者も服の丈など想像しやすいと思うので、そういった情報も書いておくと親切だと思います。
日用品やバッグなどを出品する際は、未使用品でないなら汚れている箇所の写真を掲載して、どこがどの程度汚れているのかを詳しく説明すると、売れやすいです。
購入者は商品が手元に届くまで実物を見ることはできません。汚れている箇所がある場合は、隠さずにしっかりと説明することで信頼関係が生まれます。
マイナス面をしっかり伝える
さくらさん
30代
女性
会社員
福井県
商品説明文を書くときは、いいことよりも、悪いことをしっかり記載するようにしています。
ほつれや毛玉がある、小さなシミがあるといったマイナスの部分も隠さずありのまま伝えるようにしています。
マイナス面を伝えない方が高く売れると考える人もいますが、購入者が商品を手にした時に返品を希望されることや「小さなシミがあった」「汚れていた」と評価を下げられる可能性があります。
商品の説明文にちゃんと記載しておくと、マイナス面を納得した上で購入してもらえるので安心です。
発送方法や梱包方法などが商品説明に記載されていると親切にうつります。ブランド名や商品名などはハッシュタグを付けておくと、その商品を探している方の目に留まり売れやすくなります。
キーワードを織り交ぜる
ソウマさん
20代
男性
会社員
埼玉県
商品概要の他に、その商品に関係するキーワードを入れるようにしています。例えば小さめの冷蔵庫であれば、「一人暮らし」「新生活」などといったキーワードを織り交ぜます。キーワードの羅列は禁止されているので、文章にすることが大切です。
家電等の場合は製造日や品番、商品スペック、どれくらいの頻度で使っていたか、使用期間はどれくらいかといった情報も必ず入れます。
中古品はどのような人が使っているかわからず不安に思う方もいますので、「非喫煙者」「ペットは飼っていない」「アルコール消毒済み」などの情報をお伝えすることも大事です。
ゲームソフトを売る際は、値段よりも発送のスピードが重要になる場合もあるので、「即日発送」を強調しています。
売れたらすぐに行動しなくてはなりませんが、即日発送を強調した結果、自分よりも安い金額で同じ商品が出品されていても、付加価値の高いこちらに注文してもらえる確率が高いです。
メルカリの説明文は親切丁寧に
メルカリの説明文に書くべきこと・書いてはいけないことを知り、親切丁寧に商品を紹介することで、出品者と購入者がWin-Winの関係になり、気持ちの良い取引ができるでしょう。
商品写真の撮り方やタイトルの書き方も知りたいという方は、メルカリの写真のコツは?やメルカリタイトルの付け方も参考にしてみてください。