メルカリで出品できないもの・禁止アイテムを売るとペナルティの可能性あり!
メルカリで出品できないものを売ると、禁止物と知らなかった場合でもペナルティや違法行為に該当する可能性があるため、出品禁止アイテムを把握しておくことはとても重要です。
メルカリで出品できないもので意外と知られていないアイテムを紹介しますので、メルカリ初心者はもちろん、ベテランの方も今一度確認してみてください。
偽ブランド品の販売は法律に触れる
メルカリで出品できないものの代表といえるのが、偽ブランド品の販売です。ブランドコピー商品の出品は法律で禁止されているのでもちろんしてはいけません。
出品した商品が正規品であっても、証明となる写真がない場合は出品削除される可能性がありますので、ブランド品を出品するときは商品説明に入手経路を記載し、本物とわかるよう以下の写真を掲載しましょう。
- ブランドタグ
- 購入時のレシート
- シリアルナンバー
- ギャランティーカード
出品者は本物だと信じて売っていても、実は偽物でペナルティ―や処罰の対象となるパターンもあります。プレゼントされたものや海外で購入したものなど、絶対に本物という確証のないブランド商品の出品はしないほうが安全です。
ブランド品の偽物を販売、譲渡する行為は商標法、意匠法、著作権法などの法律で禁止される違法行為であり、懲役10年以下、罰金1000万円以下の刑罰が課される可能性があります。
正規品と確証のない商品は削除の対象となることがありますので、正規品の証明となる購入時のレシートやシリアルナンバーを写真に掲載し、入手経路を商品説明に記載してください。
プリペイドカードや商品券などの金券は基本NG
メルカリではプリペイドカードや商品券、株主優待券など金銭と同等に扱われるものは、有形/電子を問わず出品禁止とされています。
ただし、芸能人のテレカやクオカード、アニメや漫画のキャラクターが描かれている図書カードといったコレクション目的の商品は出品可能です。
■主な違反商品
現行流通している国内外の貨幣、通貨、仮想通貨
チャージ済みのプリペイドカード類(Suica、楽天Edy、nanaco、WAONなど)
オンラインギフト券 (iTunesカード、Amazonギフト券など)
商品券、ギフト券、株主優待券
航空券、乗車券、旅行券
クレジットカード、キャッシュカード
債券、小切手、未使用の切手(円)、収入印紙、登記印紙
宝くじ、勝馬投票券
図書カード、テレホンカード、QUOカード
キャラクター・芸能人・キャンペーン当選商品など、コレクション目的とみなされるものは出品が可能です
貴金属の地金(インゴット)
その他、金銭と同じ意味を持つもの
チケットは出品の仕方に注意が必要なアイテム
メルカリにはチケットのカテゴリーがありますが、転売目的で購入されたとみられるチケットや、個人情報が記載・登録されているチケットはメルカリで出品できないものとみなされます。記名式の航空券や本人しか利用できないもの、手元にないチケットもトラブルの原因になるため禁止されているので注意しましょう。
自由研究・手紙代筆などサービスの提供
宿題や自由研究、手紙の代筆などのサービスはトラブルになることが多く、情報やサービスなどの物品ではないものはメルカリでは出品できないものと禁止されています。
宿題や自由研究、論文など、本来自らが行うべき行為の他者による代行・代筆(完成品を含む)
福袋は商品名をしっかり記載する必要あり!
内包される商品が不透明な福袋はメルカリで出品できないものになります。福袋を販売したいときは商品説明に内包する商品の内容をしっかり記載し、何が入っているかわかるように写真を工夫しましょう。
オーダーメイド商品は必ず商品サンプルを掲載する
サンプルがないハンドメイド商品はメルカリでの出品が禁止されています。ハンドメイドカテゴリーのオーダーメイド商品を出品する際は、購入者がイメージしやすいよう試作品の写真を掲載するようにしましょう。
携帯・スマートフォンは残債確認と初期化がマスト
使っていないスマートフォンなど携帯端末を売りたい人は、残債がないかしっかり確認したうえで、契約状況や入手経路、IMEI(端末識別番号)を記載・掲載したのち工場出荷状態に初期化しておく必要があります。出品が禁止されている携帯端末は以下の通りです。
- アクティベーションロックが解除されていないもの
- ネットワーク利用制限がかかっているもの
- 完済していることが明確に証明されていないもの
- 解約前のプリペイド式携帯電話
- その他、上記と同等とみなされるもの
出典:メルカリガイド 禁止されている出品物「アクティベーションロックやネットワーク利用制限のかかった携帯端末、残債がある携帯端末、契約中の携帯端末」
メルカリで出品できないもの把握してトラブルを避けよう
メルカリで出品できないものを把握しておくとトラブルを未然に防ぐことができます。出品禁止アイテムを販売すると、チケットに記載されている個人情報が悪用されたり偽ブランド品を売買して法に触れたりする可能性も出てきます。
メルカリのルールやマナーはユーザーを守るためのものだと理解して、みんなが気持ちよく安全に買い物できるようにきちんと守ることが重要です。