d払いとは?
d払いとは、専用アプリをダウンロードするだけで、すぐに使うことができるスマホ決済サービスです。特別な申込みが不要な上、月額使用料がかからないので、気軽に利用することができます。
ネットで支払う場合は、決済画面で4桁のパスワードを入力するだけなので、クレジットカードのような面倒なカード番号の入力は不要。さらに、お店で支払う場合は、スマホ画面を見せるだけなので、Felica対応スマホでなくても簡単にスマホ決済を利用できます。
画像引用:play.google.com
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ただし、ドコモには、d払いと似た「ドコモ払い」というスマホ決済サービスがあるので、間違えないようご注意ください。
d払いとドコモ払いには、次のような違いがあります。
d払いとドコモ払いは何が違う?
ドコモ払いは、ドコモ回線を持っていることが必須条件なのに対して、d払いはdアカウントがあれば誰でも利用できるのが特徴です。
また、d払いなら買物金額に応じてdポイントを貯めたり、貯まったポイントを使ったりできるのですが、ドコモ払いはポイントを貯める・使うことができません。
d払いを利用すると、ネットでは100円につき1ポイント、お店では200円につき1ポイントもらえるほか、1ポイント=1円換算でdポイントを利用することができます。
d払いアプリは、こちらからダウンロードすることができます。
d払い
d払いの支払い方法
d払いのお支払い方法は、以下の4つから選択できます。
- 電話料金合算払い(ドコモの回線をお持ちの場合)
- ドコモ口座払い(ドコモ口座をお持ちの場合)
- クレジットカード(VISAかMaster)
- dポイント払い
d払いで、月々のケータイ料金と一緒に支払う「電話料金合算払い」を利用する場合、利用状況に応じて1万円/3万円/5万円の範囲内でドコモが利用限度額を設定するため、クレジットカードのように使いすぎてしまうことがありません。
さらに、電話料金合算払いは、利用限度額内なら自分で限度額を千円単位で設定できるため、使いすぎを防止したいという人におすすめです。
d払いの利用手順
d払いを利用する場合、ネットとお店でそれぞれ次のような方法で決済を行います。
ネットで支払う手順
- 利用サイトの支払い画面で「d払い」を選択する
- 決済画面で4桁のパスワードを入力する
- 購入手続きを進めて決済を完了させる
お店で支払う手順
- d払いアプリを起動する
- お店の人に「d払いで」と伝える
- スマホ画面のバーコード(QRコード)をかざす
- バーコード(QRコード)を読み取ってもらって決済完了
支払いの際に貯まっているdポイントを利用したい場合は、スマホ画面の「dポイントで支払う」をタップしてから、バーコード(QRコード)をかざします。
みんなはd払いをどんな使い方してるの?
d払いの特徴が分かったところで、次に気になるのは使い方ではないでしょうか。d払いにはどんな使い方があるのか、実際に利用しているユーザーに使い方について聞いてみました。
ネットでd払いを使っています
お恥ずかしい話なのですが、クレジットカードで事故を起こしてしまい、ブラック状態で当分はクレジットカードを持てないため、d払いを利用しています。クレジットカードのような審査がなく、アカウントがあれば利用できるので助かっています。
d払いは使えるサイトが意外と多く決済が簡単なので、ネットショッピングに使っていますが、月々の料金限度額が設定できるため、後から請求書をみてびっくり!なんていうことがないのが良いと思います。(20代 / 女性 / 在宅ワーカー)
私は、主にメルカリやニッセンなどのネットでの買い物にd払いを利用しています。今まで、毎回クレジットカード番号や有効期限、名義などを入力するのが面倒だと感じていたので、d払いをしてみてその煩わしさから解放されました。
また、今まで使い道に困っていたdポイントを期限が切れる前に使い切ることができるようになったので、d払いを使ってみて良かったと思っています。(30代 / 女性 / 主婦)
私は「ムビチケ」というサイトで映画のチケットを購入する際、初めてd払いを利用しました。人気の映画だったので、念のため座席指定して購入したのですが、手間に思うこともなくスムーズに処理することができました。
その他に「ギフトコ」というサイトで使っています。スタバのコーヒーや自動販売機のドリンクなど、お礼のしるしにちょっとしたものをあげたいときにおすすめです。
d払いは、全く異なる支払いをまとめて済ますことができるので便利です。(30代 / 女性 / パート・アルバイト)
お店でd払いを使っています
d払いで買い物しているお店はツルハドラッグです。理由は自宅から歩いてすぐのところにお店があるからなのですが、ツルハは日用品や食品を販売しているので、コンビニ代わりにちょくちょく利用しています。
ツルハでd払いを利用すると、ツルハポイントとdポイントの二重取りができます。特に、d曜日(土曜日)にd払いを利用するとお得です。(40代 / 男性 / 会社員)
普段は、d払いをタワーレコードでCDを購入する際に利用しています。また、表参道のタワーレコードカフェでも使えるので、食事をした際に利用しました。d払いは、店頭での支払いの際にバーコードを見せるだけなので、非常に便利です。
さらに便利なのが、月々の携帯料金と一緒に支払うことができるので手間がかからないところです。d払いを使うだけdポイントが貯まるのもお得感があります。(40代 / 男性 / 会社員)
私がd払いを使って便利だと感じたのは、J2の大宮アルディージャの試合の時に利用した、フード・ファストパスという並ばずにフードやドリンクが買えるサービスです。d払いが使えるということで、何度か利用したことがあります。
あらかじめ、スマホで欲しい商品を選んでd払いで決済すると、でき上がったらSMSで連絡がくるので、後は、お店の人にスマホの画面を見せて商品を受け取ります。混雑しているお店にいちいち並ぶ必要がなく便利でした。(30代 / 男性 / 会社員)
ユーザーが感じたd払いのここが不便
d払いは大変利便性の高いスマホ決済ではありますが、実際に使ってみないと分からない不便なことがあります。今回、利用者の声の中で最も多かったd払いのデメリットには、次の2つがあります。
d払いの二大デメリット
- 使えるお店やサイトが少ない
- キャンペーン以外のdポイントの還元率が低い
d払いは、サービスを開始したばかりの段階のため、Apple Payやおサイフケータイに比べると、まだまだ使えるお店やサイトが少ないのが現状です。
そのほかに、d払いについては次のような意見がありました。
- 電子マネーみたいに端末機にかざせない
- 店員さんがd払いに慣れていないのでまごつく
- メルカリで利用すると決済手数料が100円かかる
- 分割払いできないので使いすぎた翌月の支払いが大変
- クレジットカードよりもお金を浪費しているという罪悪感が薄い
- 明細を確認しようとすると、電話代などあちこちのサイトに飛ぶ
- 決済にポイントを利用した場合、ネットの明細が分かりにくい
スマホ決済デビューはd払いで!
スマホ決済といえば、面倒なクレジットカード情報の設定や、電子マネーの登録が必要なため、利用を躊躇している人は多いかもしれません。それに対して、d払いはアプリをダウンロードして、dアカウントを設定するだけなので、気軽に使い始めることができます。
さらに、電話料金合算払いが可能なため、スマホ決済に不安を感じている人でも、安心して使えるはず。スマホをかざして、スマートに支払いをしたいという人は、使わない手はありません。