Site icon プアリッチ

おサイフケータイにできること!使ってる人の便利な使い方

おサイフケータイとは?

おサイフケータイとは、NTTドコモが提供する電子決済サービスです。

スマートフォンをかざすだけで支払いができるほか、かさばるカード類をスマホの中で一括管理することができます。

おサイフケータイは、NTTドコモのスマホだけでなく、auやソフトバンクモバイルのNFC対応の機種や、FeliCaを搭載している機種での利用が可能です。

NFCとは?

NFC(Near Field Communication)とは、非接触ICカード通信が可能な無線通信技術です。10cmほどの近距離に対応しているため、「かざす」ことによって機器間のデータ交換を行うことができます。

Felicaとは?

FeliCa(フェリカ)とは、NFCに準拠した非接触ICカード技術で、カードやスマートフォン、コイン型など、さまざまな形に対応が可能なことから、最近では腕時計やキーホルダーなどにも搭載されています。

おサイフケータイにできる5つのこと

おサイフケータイの特徴が分かったところで、次にどんなことに使えるのかをみていきましょう。おサイフケータイでは、主に次のようなサービスを利用することができます。

1.電子マネーで支払う

おサイフケータイには、同じドコモ系のiDやJCB系のQUICKPayのほかに、コンビニやスーパーなど、さまざまなシーンで利用が可能な、次のような電子マネーが揃っています。

おサイフケータイで使える電子マネー

  • iD
  • 楽天Edy
  • QUICPay
  • nanacoモバイル
  • モバイルSuica
  • モバイルWAON
  • モバイルスターバックスカード
  • 三井住友カード Visa payWave

おサイフケータイの電子マネーはほとんどが前払いなのに対して、iDは前払い・即時引き落とし・後払いの3つの中から選べます。また、クレジットカードに紐付けて利用するQUICPayと三井住友カード Visa payWaveは、後払いになります。

QUICPayの使い方は?カードやスマホを便利に利用する方法

2.モバイルSuicaで電車に乗る

おサイフケータイでは、モバイルSuicaを電子マネーとしてだけでなく、もともとの機能でもある交通系ICカードとして、スマホを改札にかざすことによって、運賃を支払うことができます。

さらに、スマホ上でSuicaグリーン券やモバイルSuica特急券を購入することで、チケットレスで乗車できるほか、東海道・山陽新幹線の指定席が乗車日当日までに予約できる「エクスプレス予約サービス」も利用可能です。

3.飛行機の搭乗手続きをする

おサイフケータイがあれば、スマホで事前に航空券の予約→購入→座席指定しておくと、保安検査場や搭乗口でスマホをタッチするだけで、チケットレスで飛行機に搭乗することができます。

おサイフケータイで利用できる搭乗サービスには、次のようなものがあります。

おサイフケータイで使える搭乗サービス

  • ANA スキップサービス
  • JAL タッチ&ゴーサービス

これらのサービスを利用することによって、いちいちチケットやプリントアウトした搭乗用バーコードを持ち歩く必要がなくなるほか、搭乗手続きカウンターでの面倒なチェックインが不要になります。

4.ポイントカードやクーポンを利用する

お財布に貯め込んでしまうとかさばりがちなポイントカードやクーポンを、おサイフケータイの中でひとまとめにしておくことで、支払いの際、財布の中を探してもカードが見つからない…なんてことがなくなります。

おサイフケータイで利用できるポイントカードやクーポンには、次のようなものがあります。

おサイフケータイで使えるポイントカードやクーポン

  • モバイルdポイントカード
  • ローソンモバイルPonta
  • モバイルTカード
  • ヨドバシカメラ ゴールドポイントカード
  • ビックカメラ ビックポイントケータイ

5.会員証やチケットを保管する

サービスを利用する際に提示を求められる会員証や、当日まで大切に取っておきたいイベントやライブのチケットをおサイフケータイに入れておくことで、紛失せずに保管しておくことができます。

おサイフケータイで利用できる会員証やチケットには、次のようなものがあります。

おサイフケータイで使える会員証やチケット

  • マクドナルド
  • クロネコメンバーズカード
  • GEOモバイル会員証
  • チケットボード会員証

おサイフケータイとApple Payの違い

おサイフケータイのほかに、同じくスマホをかざして支払う方法にiPhoneのApple Payがあります。2つの電子決済サービスにはどんな違いがあるのでしょう。

1-データのやりとりの仕方が違う

おサイフケータイとApple Payの大きな違いは、採用されている通信技術にあります。おサイフケータイでは、主に日本を中心に使われている「FeliCa」が採用されているのに対して、Apple Payでは、国際標準規格で規定されている「Type-A」と「Type-B」がメインで使われています。

FeliCaはType-AやBに比べて技術的に新しいのが特長で、0.1秒でやりとりが完了するという高速処理に優れているほか、信頼性の高いセキュリティによって、成りすましなどから個人情報や電子マネーを守ってくれます。

2-使える電子マネーの種類が違う

そのほかの違いとして挙げられるのが、使える電子マネーの種類の違いです。おサイフケータイの方が、使える電子マネーの種類が圧倒的に多いことから、電車やコンビニ、スーパーなど、用途によって電子マネーを使い分けることができます。

ただし、Apple Payは電子マネーのバリエーションが少ないとはいえ、複数のクレジットカードを登録できるほか、設定のしやすさなどの特長があることから、一概にどちらが便利だとはいえません。

Apple Payにできること~iPhoneのWalletアプリの使い方とは

おサイフケータイをこんなことに使っています

おサイフケータイのユーザーは、具体的にどんなことにおサイフケータイを使っているのでしょう。ここでは、7人の利用者のおすすめのおサイフケータイの使い方をご紹介します。

1.利用上限額を設定してiDを利用

あまりたくさんの電子マネーを使うと毎月の支払いが怖いので、私はiDが使えるdカードminiだけ使っています。一応クレジットカードも持っていますが、基本的に使うのはdカードminiのみです。

iDをクレジットカードに紐付けて使うと際限なく使えてしまいますが、dカードminiは利用枠が決まっているので、使いすぎる心配がありません。ちなみに、私は上限を毎月1万円に設定しています。

それ以外はiDと同じように使えるので、特に不便はありません。しつこいようですが、使い過ぎて嫁に怒られるのが一番怖いので、今のところdカードminiが使えればそれで満足です。(40代 / 男性 / 自営業)

iDの使い方~おすすめの電子マネーとポイントの利用法とは

2.楽天ポイントを楽天Edyにチャージ

買い物などで楽天ポイントが貯まっていたものの使い道が見つからず、何かいい方法はないかと探していたところ、楽天Edyにチャージできることを知り、スマホがAndroidだということもあり、必然的におサイフケータイを使うようになりました。

楽天Edyは、おもなコンビニでも使えるし、Rakutenやamazonなどのネットショッピングで使えて便利です。また、LINE STOREでも使えるので、スタンプを買ったりもしています。

スマホは基本的に持ち歩いているので、カードのように家に忘れてきたり、失くしてしまったりすることがなく、財布を持ち歩かずに済むため、荷物が減って楽になりました。(20代 / 女性 / パート・アルバイト)

アプリをダウンロード

楽天Edy:ポイントがドンドン貯まる便利でお得な電子マネー

楽天Edyのポイントの貯め方は?カードやスマホでの使い方

3.nanacoポイントをマネーに変換

セブンイレブンとイトーヨーカドーで買い物をする機会が多いので、少しでも多くポイントを貯めたいと思い、nanacoを作ったのですが、これ以上カード類を増やしたくなかったので、おサイフケータイで利用することにしました。

さらに、KenCoMという健康診断アプリでも活用しています。KenCoMの利用によってポイントがもらえるのですが、ポイントを貯めてポイントチャレンジというゲームに挑戦すると、たまにnanacoギフトが当たるので、nanacoにチャージしています。

おサイフケータイは1年ほど使っておりますが、スマホだけで買い物ができる上、現金払いと違ってポイントも有効利用できるので便利です。(40代 / 男性 / 会社員)

アプリをダウンロード

電子マネー「nanaco」

4.モバイルSuicaでカードの紛失をなくす

以前は、Suicaのカードを手帳型のスマートフォンのケースに入れて利用していたのですが、気づかないうちに隙間から落下していて、2回ほど紛失してしまったため、スマホケースをバンパーに替えたことをきっかけに、モバイルSuicaにしました。

モバイルSuicaにしてからは、以前のように失くす心配がなくなり、スマートに電車を利用できるようになって便利です。(20代 / 女性 / 会社員)

アプリをダウンロード

モバイルSuica

5.用途ごとに電子マネーを使い分ける

私は、おサイフケータイにiD、nanaco、WAONの3つの電子マネーを入れて、iDは個人の買い物用と、nanacoとWAONはそれぞれイトーヨーカドーとイオンで支払う家庭の買い物用に使い分けています。

出産を機に退職し、現在は自分のお小遣いというものがないので、働いていた時の貯金を崩して好きなものを買うようにしていますが、小さい子供がいて頻繁に銀行に行けないため、後払いのiDを便利に使っています。

また、nanacoとWAONはモバイル版を使うようになり、わざわざカードを持ち歩く必要がなくなったので、スマホ一つで出かけられます。nanacoとWAONは自動でチャージができるので、ATMの利用頻度が極端に減りました。(30代 / 女性 / 主婦)

アプリをダウンロード

WAON

6.スタバでスムーズに支払う

おサイフケータイには、Suica、nanaco、WAON、モバイルスターバックスカードの4つの電子マネーを入れていますが、この中で一番利用頻度が高いのがスターバックスのカードです。

コーヒーが好きで、よくスターバックスに行きますが、以前は毎回毎回バッグからお財布を出して、小銭を支払うのが本当に面倒でした。おサイフケータイなら、片手がコーヒーで塞がっていても、かざすだけなので凄く便利だと思います。

おサイフケータイを使うようになってから支払いがとても楽になり、忙しい朝の出勤時には、私の中で大活躍しています。(20代 / 女性 / 会社員)

スタバカードのメリット・デメリット~ポイントの貯め方は

7.マクドナルドのクーポンを利用する

私のおサイフケータイで使っているおすすめは、マクドナルドの「かざすクーポン」です。マクドナルドのクーポンには、かざすクーポンと見せるクーポンがあって、かざすクーポンは、おサイフケータイだけで使えるサービスです。

クーポンは、マクドナルドのアプリをダウンロードして、会員登録すれば、毎週新しいものがもらえるので便利です。

あまり頻繁にマクドナルドを利用する方ではないのですが、地味に助かっています。(30代 / 女性 / 会社員)

アプリをダウンロード

マクドナルド - McDonald's Japan

自分に合ったおサイフケータイの使い方を見つけよう

おサイフケータイでは、いろいろな電子マネーやポイントカードなどが使えることから、何をどう使ったらいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

おサイフケータイには、メリットがある一方でデメリットがあることから、使い方を正しく理解しておくことが大切です。

おサイフケータイのメリットやデメリットについて、詳しく知りたいという方は、おサイフケータイのメリットをご覧ください。利用者の体験談を交えながら、おサイフケータイについて分かりやすく紹介しています。

Exit mobile version