おすすめの冷凍野菜とは?今すぐ試せる調理法を教えて!
「ゆっくり調理している暇がない」「何となく物足りない」という時、冷凍野菜のストックがあると便利です。ただ、冷凍野菜を使ってみたいけれど、いろいろあってよく分からないという人は多いのではないでしょうか。
冷凍野菜にはどんな種類があるのか?
普段、あまり冷凍野菜を使わない方にとっては、あまり馴染みがないかもしれませんが、冷凍技術の進歩によってさまざまな野菜を冷凍保存できるようになりました。
現在、次のような冷凍野菜が販売されています。
冷凍野菜の主な種類
- ブロッコリー
- ほうれん草
- 刻みネギ
- いんげん
- オクラ
- なすび
- かぼちゃ
- さといも
- 枝豆
- そら豆
- カーネルコーン(トウモロコシ)
- グリーンピース
- ミックスベジタブル(にんじん、コーン、グリンピース)
- 洋風野菜ミックス(ブロッコリー、カリフラワー、にんじん等)
- 和風野菜ミックス(ごぼう、にんじん、たけのこ、れんこん等)
- 豚汁の具(大根、にんじん、ごぼう、さといも等)
おすすめの7つの冷凍野菜を使った調理方法
今回は、普段から冷凍野菜を上手に使いこなしている9人の方に、よく使う冷凍野菜の調理の方法について聞きました。7つの冷凍野菜から、どんな料理ができあがるのでしょう。
おすすめ1~ほうれん草
インスタントラーメンの彩りにおすすめ!
ピーさん
30代
女性
主婦
愛知県
普段から冷凍のほうれん草を常備しています。週末にまとめ買いをする我が家にとって、傷みやすい葉野菜でも冷凍なら使い勝手が良いです。土曜日に近くのスーパーで半額になるため、そのタイミングを狙ってまとめて買っておきます。
冷凍ほうれん草は、食べやすい大きさにカットされているので、すぐに調理できるのも助かっています。生と違ってアクがないので、小学生の子供も食べやすいようです。買うときには、国産のほうれん草を購入すると決めています。
冷凍のほうれん草はさまざまな食品に合うので、袋麺入りのラーメンを作る時の彩りとしてや、バター醤油炒め、クリーム煮、チャーハンなど、あと一品欲しい時にサッと使えて重宝しています。
チーズ入りのほうれん草の卵焼きが人気です
ナナさん
20代
女性
会社員
沖縄県
私がよく買う冷凍野菜はほうれん草です。すでに切られていますので、わざわざ生のほうれん草の芯を切り、食べやすい大きさに切ってから茹でるという作業をしなくてよいのでとても便利です。
購入するときは、国産かどうか必ずチェックします。やはり、日本製の野菜が安心して食べられますので。ほうれん草は貧血予防にもなりますし、ビタミンも豊富なのですぐに使えるものはありがたいです。
我が家では、卵に冷凍ほうれん草を入れて作る「とろけるチーズを入り卵焼き」をよく作ります。子供がいつもそのメニューを作ってと言うので、必ず家に3袋はストックとしてあります。特に、お子さんには大人気になると思います。
おすすめ2~ブロッコリー
絶品!ブロッコリーとキノコのマヨネーズ炒め
あつこさん
30代
女性
会社員
大阪府
私は冷凍のブロッコリーをよく購入します。一人暮らしのため、生のブロッコリーを一房買うと使いきる前に傷みが気になるからです。冷凍ものであれば、すでにカットされているので切る手間が省けて、自分で冷凍処理をする手間もいらず、とても便利です。
冷凍ブロッコリーは、業務スーパーだとかなりお得に購入できます。私は、熱を通す料理の彩りにブロッコリーをよく使います。
キノコ類と一緒にマヨネーズで炒めると、濃い味のおかずになりご飯が進みます。また、チキンのトマト煮に入れると食べごたえが抜群です。
子供の離乳食に重宝しています
くまおさん
20代
女性
主婦
兵庫県
よく買う冷凍野菜はブロッコリーです。付け合せやサラダの色合いに少し使うだけなので、生で買うとだいたい余ってしまいます。しかも、完璧な茹で加減がイマイチ分からないし、下の茎の部分は好きではないのも生で買わない理由です。
選ぶ際に気をつけていることは国産であることです。海外産にはやはり不安があるので、必ず日本の工場で生産されているのを確認して買うようにしています。
冷凍のブロッコリーの調理法は、特に生のものと変わりませんが、冷凍のままおろしてから子供の離乳食に使うことができるので助かっています。ペースト状にしてスープにしたり、おかゆやグラタンに入れることが多いです。
おすすめ3~いんげん
いんげんの肉巻きはお弁当におすすめ
くみさん
50代
女性
会社員
北海道
私は、ほうれん草やブロッコリーのほかに、いんげんをたびたび買っています。実は、今まで冷凍野菜を購入したことがなかったのですが、野菜が高くて手が出ない時に利用する機会が多くなりました。
やはり生の野菜にはかないませんが、火を通す料理なら許容範囲かなと思います。わざわざ解凍する必要がなく、凍ったまま調理できるので、朝の忙しい時間帯のお弁当作りにも活躍しています。
よく作る「いんげんの肉巻き」は家族にも好評です。そのほかに、胡麻和えや炒め物に入れるといいアクセントになります。
おすすめ4~枝豆
肉じゃがの彩りにぴったり
ゆいさん
30代
女性
主婦
神奈川県
私がよく買う冷凍野菜は枝豆です。生だと茹で時間がよく分からず、茹ですぎてしまったり、使い切る前に痛んでしまったりするからです。冷凍なら食べたい分だけ取り分けられ、しかも、自然解凍してそのまま食べられるので便利です。
購入する際は必ず皮付きのもので、袋に霜がつきすぎていないものを選びます。皮なしのものは収穫時どのような状態だったのか全くわかりませんし、霜がつくほど冷凍され続けているものは食感がややパサついて感じるからです。
冷凍枝豆はそのままでも、もちろんいいおつまみになりますが、我が家では副菜のボリュームを出したり、色味を足すのに使うことが多く、お弁当用の肉じゃがには欠かすことができません。
おすすめ5~カボチャ
これぞ時短!カボチャの煮物
ユミユミさん
30代
女性
パート・アルバイト
山梨県
わたしが、いつも買っている冷凍野菜はカボチャです。生のカボチャは当たりとはずれの差が大きいのですが、冷凍のカボチャは味が均一なので、いつ買っても甘くて美味しく食べられます。
冷凍されていると、生のような傷みがあまり気にならないし、余ったらまた冷凍庫に戻すことができます。また、カボチャは固くて包丁で切るのが大変ですが、冷凍野菜なら一口サイズに切られているので、料理にそのまま使えて便利です。
冷凍カボチャを使った料理は、甘さが引き立つカボチャの煮物が一番のおすすめです。あらかじめ調理されているので、短時間で味がしみ込んだホクホクの煮物に仕上がります。
おすすめ6~里芋
もう一品欲しい時の里芋の揚げ浸し
ヒロさん
30代
男性
会社員
新潟県
私がよく買う冷凍野菜は皮剥き里芋です。里芋はヌルヌルしているので、皮をむいたり芽を取り除いたりするのがとても面倒です。また、大きさにばらつきがあると、煮物等にした場合、火の通りがバラバラになってしまいます。
その点、冷凍の皮剥き里芋は、下処理がしっかりされており、大きさが揃っていてきれいな丸になっています。また、生の里芋と比べて、火を通した際にぐちゃぐちゃになることがないのも、冷凍の里芋を使う大きなメリットです。
冷凍里芋を使ったオススメレシピは「里芋の揚げ浸し」です。里芋に片栗粉を付けて表面を軽く揚げ、めんつゆベースにしたタレをかけるだけなので、とても簡単です。夕食などにもう一品というときにはもってこいのメニューです。
おすすめ7~和風ミックス
出汁で煮るだけの簡単★筑前煮
あいさん
30代
女性
主婦
兵庫県
よく買う冷凍野菜は、にんじん、れんこん、しいたけ、さといも、いんげん、たけのこの6種類の野菜が入っている和風野菜ミックスです。
生の野菜を冷凍しようと思うと、茹でるなどの下処理が必要なので面倒に感じます。特に、6種類の野菜を一から揃えると高くつくので、一袋にいろいろ入っている和風野菜ミックスの方が安く済みます。
私がよく作る筑前煮は、だし汁で煮込むだけでおいしくできあがるので、時間がないときの夕飯のおかずにおすすめです。
冷凍野菜もいいけれど生の野菜も取り入れたい方におすすめの宅配サービス
冷凍野菜も魅力的だけど生の野菜にも未練があるという方はカット&スチーム野菜の宅配の「イエコック」や「らでぃっしゅぼーや」を試してみてください。
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冷凍野菜のメリット・デメリットを知ろう!
冷凍野菜には、生の野菜にはないメリットがあることから、最近は冷凍野菜を食事に取り入れる人が増えています。冷凍野菜のメリットとして、次のようなものがあげられます。
冷凍野菜のメリット
- 長期間の保存がきく
- すぐ食べられる
- 下準備の必要がない
野菜をたくさん買いすぎて腐らせてしまうことはよくありますが、冷凍食品にはそのような心配がありません。また、皮をむいたり、下ゆでをしたりする必要がないので、時間がない時の料理の時短につながります。
それに対して、冷凍野菜には次のようなデメリットがあります。
冷凍野菜のデメリット
- 生野菜のような新鮮さがない
- 解凍の仕方によっては食感が悪くなる
- 生野菜に比べて割高
冷凍野菜は生に劣ると思われがちですが、収穫後に急速冷凍することによって、味や栄養価が落ちるとは限りません。さらに、冬場のような野菜の価格が高騰する時期は、かえって冷凍野菜の方が安くつく場合があります。
このように、冷凍野菜は上手に使うことで時間や家計の節約につながることから、毎日の食事のバランスよく取り入れて得しちゃいましょう。
そのほかに、節約食材のおすすめが知りたいという方は、こちらをご覧ください。