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株の勉強方法を教えて!初心者への投資家10人のアドバイス

投資経験者がおすすめする株の効果的な勉強方法

これから株の勉強を始めるという人の中で、どんな方法が効果的なのか知りたい人は多いのではないでしょうか。そこで、投資家10人にご自身が行ったおすすめの方法を聞きました。

さらに、勉強を始める際にどのような心構えが必要なのか、初心者へのアドバイスもいただきました。

1.とりあえず株を買ってみる

世の中の流れに敏感になりました

伊東さん

34歳

男性

その他

熊本県

投資をはじめて感じた一番の勉強法は、実際に株を買ってみることです。日経新聞を読んだり、株式投資の関連本を読んだりするだけでは始まりません。習うより慣れろです。実際に株式を保有していれば、自然と後から知識はついてきます。

投資をはじめてからというもの、経済のみならず、世の中のさまざまなニュースを気にするようになりましたし、また、自発的に学ぼうという意識が芽生えました。実際に自分で稼いだお金で投資しているのですから、それも当然なのかもしれません。

僅かでいいので、単元未満株などを実際に投資するのが、もっとも効果的です。投資にマイナスイメージを持っている方も少なくありませんが、決して悪いものではないと思います。堅実に行えば結果はある程度ついてきます。一歩を踏み出すことが大切です。

株主優待で楽しみながら勉強

りんごままさん

34歳

女性

会社員

東京都

私は、会社の決算を読んだり経済の勉強をしたりするよりも、株に興味を持つために、まずは身近で分かりやすい「株主優待」のある株の購入からはじめました。

銀行の定期預金に預けていても金利が低く、少しでも資産を増やしたいと思い株を始めました。

株のブログを読んでおすすめの株を購入したところ、株のチャートの見方や決算の読み方が自然と分かるようになったのです。

もちろん、株は損益が生じる可能性がありますが、短期の売買ではなく長期保有で考えると、銀行に預けるよりも良いと思います。これから株の勉強を始める人は、まずは気になる優待がある会社や、好きな会社の株を買ってみることをおすすめします。

2.独自に値動きを分析する

まずは株価チャートの見方から

ゆっくんさん

20代前半

男性

会社員

東京都

株を運用した方が、働くよりもたくさんお金を得られると考えていたので、大学入学を機に株式取引を始めました。しかし、書籍などで株式の勉強はほとんどしていません。私は、株の取引方法は独学がいいと考えているからです。

強いてあげるのならば、「どのくらい上がるとどのくらい下がるのか」とか「どのくらい下がるとどのくらい反発するのか」など、チャートを使って独自に株の値動きを分析しました。

これから株式取引を始める人は、株の本を読んで勉強するのもいいのですが、株と格闘しながら、どのようなやり方がいいのか独学で探った方がいいと思います。オリジナルの投資方法が確立できれば、きっと株に勝てるようになるはずです。

3.四季報を熟読する

四季報は株式投資のバイブルです

ともさん

40歳

女性

パート・アルバイト

静岡県

もともと株が好きなこともあり、以前証券会社に勤務していた時、退職したら株を買おうと決めていました。私がおすすめする株の勉強法は「会社四季報」を読むことです。

四季報には、上場企業全ての情報が載っているので、会社情報やチャートを見て気になる会社をピックアップし、ネットなどで詳しく調べたら良いかと思います。さらに、各種のランキングも大変参考になります。

私は、デイトレードで取引を繰り返すよりも、自分で調べて惚れ込んだ会社の株を安く買って、じっくり待った方が儲かると思っています。そのためには、四季報で上場企業の情報について研究する必要があるのです。

株は楽しいです。株を持っているのといないのとでは世界が変わるので、購入を検討している人はぜひ試してみることをおすすめします。

4.専門書から知識を得る

株価の分析方法を学ぶことが大切

りょうさん

33歳

男性

会社員

神奈川

まとまったお金が貯まったので、楽に稼げて、しかも時間がなくてもできることないかと思い、株式投資を始めました。株の運用では、ファンダメンタルズ分析テクニカル分析を徹底的に勉強することが大切だと思い、まず本を5冊買って読み込みました。

自分はファンダメンタルズ分析で長期的に保有する銘柄を決めたら、次はテクニカル分析で実際に売買するタイミングを決めています。ファンダメンタル分析をすれば企業の価値が分かります。

株式投資には聞きなれない専門用語や数字が出てくるので、一見難しそうに感じるかもしれませんが、一度理解すれば企業の経営状況が手に取るように分かるようになります。

図書館はお金がない人におすすめ

ゆんさん

45歳

女性

主婦

和歌山県

子育てのため自由に外に出られない時、たまたまテレビで株主優待を知り、自分の楽しみを作りたいと思うようになりました。全くの初心者で、周りに投資をしている人もいなかったので、まずは図書館で片っ端から関連本を借りて読むところから始めました。

書店と違い古い本が多いですが、今に通じる考え方のものも多く、色々な手法を知ることができるので、その中から自分の性格に合ったものを取り入れていくことにしました。お金をかけずに勉強できるので、誰にでも始めやすいと思います。

今は、いろんな方々が投資のブログを公開していますし、証券会社の無料のサービスが利用できるので、自分次第でいくらでも情報が得られます。それらの情報をもとに経験を積む中で自分のルールを作り、それを守っていくということが大切だと思います。

5.Yahoo!ファイナンスを見る

何事も基礎知識を身につけることが大切

ちとせやさん

45時

男性

パート・アルバイト

千葉県

以前から株には興味がありましたが、仕事が忙しかったこともあり、早期退職してまとまった時間とお金ができたので、ようやくはじめました。私の場合、ひたすらヤフーファイナンスを見て、チャートを分析しながら勉強しました。

株は基本的に企業業績に連動しますが、それだけではなく、様々な要因が絡んできます。さらに、規則性もあります。チャートを見ながら、下がった時のイベントや上がった時のイベントを調べることで、ある程度の規則性を把握することができます。

チャート以外では専門用語のほかに、季節要因・政治要因・為替要因などをしっかり理解しておくこともおすすめです。特に、アメリカの政治と金利は、日本の株式市場にダイレクトに影響するので、しっかり勉強する必要があります。

大切なことは、株はギャンブルではないということです。物の売買ですので、なけなしのお金をはたいて買ったり、大穴を狙ったりするのではなく、ぜひ余剰資金を使って賢く運用してください。

初めて学んだ株の季節性

あーさん

20代

女性

学生

北海道

私は商業高校に通っていたので、電子商取引の授業で株の勉強をしました。さらに、簿記の授業では、株の取引をして成績をつけるということをゲーム形式で行いました。

12月中旬に取引をスタートし、1月末の時点で一番株が高い人が勝ちというルールでしたが、その時初めて「冬に良く売れるものは何か?」とか「どんな企業が冬に儲かるのか?」ということを考えることが大切だと思いました。

そこで重要になるのが、ヤフーファイナンスというサイトです。このサイトでは、企業の株がどのように変動しているのかが分かるので、今後の上がり下がりを予測することができます。これが株の売買で一番の鍵になると思います。

株は決してFXのような怖い投資ではありません。少額からじっくり取り組めば安心かと思います。

6.日経新聞や日経のサービスを利用する

案ずるより産むが易しです

あつしさん

30代後半

男性

その他

奈良県

「株を買うと株主優待がもらえる!!」というブログ記事を読んで、株主優待に興味を持つようになりました。私のおすすめの株の勉強法は、日経新聞を読むことです。

本屋で販売されている株式投資の本も良いとは思うのですが、日経新聞だと株式に関するさまざまな情報がリアルタイムで掲載されているので、とても参考になります。何よりも、数百円で手軽に購入できるので、勉強の取っ掛かりとしては最適です。

さらに、日曜版には経済講座のような記事があるので、専門的な知識を気軽に勉強することができます。

株は難しいというイメージが強いかと思いますが、これから株の勉強をする人は、まずは気軽に勉強を始めてみることが大事です。知識は必ず後からついてきます。

日経の様々なサービス

まいみさん

30代前半

女性

主婦

兵庫県

もともと仮想通貨をやっていたこともあり、自然と株もやってみたいと思うようになりました。おすすめの株の勉強法は、日経のサービスを利用することです。私は、新聞やラジオ、電子版のニュースなど、どれを利用しても間違いないと信じています。

日本国内・国外とバランス良く情報収集ができ、経済に関する最新情報やためになる情報が充実しているので、株の初心者や若い学生の方でも手軽に勉強がはじめられます。さまざまな面で役に立つツールだと思います。

私が投資をはじめてから大切にしていることは、「動じない・ブレない・こだわりすぎない」の精神です。大切なお金を投資する以上、いろいろと考えすぎてしまうものですが、あまり度が過ぎるのは良くないと思っています。

ポイントは自分に合った方法を見つけること

株式について勉強するためには、専門書から株式情報サイトやブログ、投資セミナーなど、さまざまな手段がありますが、どれが一番良いということはいえません。

本を読むことが好きな人もいれば、ネットから情報を得ることが多い人もいるように、自分が一番分かりやすいと感じる方法を選ぶことが大切です。

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