スタバカードとは?
スタバカードとは、正式には「スターバックスカード」といって、チャージすることで繰り返し使うことができるプリペイドカードです。特に、スターバックスコーヒーでは、店舗によって使える電子マネーや商品券が異なることから、確実に利用できるスタバカードを利用するお客さんが多くいらっしゃいます。
スタバカードは前払いのチャージ式で、1,000円から30,000円までなら、1円単位でチャージすることができます。
スタバカードの種類
スタバカードには、大きく分けて次の2種類があります。さらに、それらのほかにキーホルダー型の「Starbucks Touch(スターバックスタッチ)」があります。
1-スターバックスカード
画像引用:starbucks.co.jp
スターバックスカードは磁気タイプのカードで、定番のほかに地域や店舗の限定のさまざまなデザインが揃っているのが特徴です。特に、母の日や父の日、クリスマスなどの季節のイベントに合わせたデザインは、贈り物としておすすめです。
支払いの際は、店頭レジで店員さんに渡すだけ。SuicaやPASMOのように、自分でカードリーダーにタッチする必要はありません。
2-モバイルスターバックスカード
画像引用:starbucks.co.jp
モバイルスターバックスカードは、NTTドコモのおサイフケータイ対応のスマートフォンで利用できるサービスです。
カードタイプのスタバカードは不要で、事前にオンライン上でMy Starbucks会員登録することによって利用することができます。支払いの際は、店頭レジにある専用ICカードリーダーにスマホをかざすことによって決済が完了します。
スタバカードの6つのメリット
スタバカードは、簡単に入手できる上、さまざまなメリットがあることから、スターバックスの店舗で利用する人が増えています。ここからは、代表的な6つのメリットを見ていきましょう。
さらに、12人のスタバカード愛用者が、普段スタバカードを利用していて「これは便利!」と感じることについて紹介していきます。
1.現金で支払う必要がない
スタバカードはカードやスマホで支払いができるので、店頭レジでいちいち財布から小銭を出す必要がありません。面倒なお釣りの受け渡しがないため、店内が混みあっていたり、ドライブスルーを利用したりする時にもスムーズに支払うことができます。
いつも小さな子供と一緒に来店しますので、支払いを少しでも短時間に済ませたいと思い、スターバックスカードを使いはじめました。
スターバックスカードがあると、簡単に支払いを済ますことができるところがメリットです。私のような小さな子供を連れていて手が離せない状況でも、財布を探してわざわざ小銭を出す必要がありません。(40代 / 女性 / 主婦)
スタバカードは、友人から誕生日プレゼントとしてもらいました。自動でチャージするように設定しているので、残金を気にすることなく使えるのが便利です。
そのため、スタバに行くのにお金を持っていく必要もなく、支払いの際にいちいち小銭を数える手間が省けるので、たかが数分とはいえレジでの支払い時間の節約に役立っています。(30代 / 男性 / 会社員)
2.ポイントが貯まる・使える
スタバカード自体にはポイント機能はありませんが、スターバックスリワードを利用することで「Star」と呼ばれるポイントを貯めることができます。さらに、他社のポイントやポイントサイトで貯めたポイントを、スタバカードにチャージすることも可能です。
スターバックスリワード(Starbucks Rewards)とは?
スタバカードをWeb登録すると参加できる、Starを集めて好きな飲み物との交換が可能なReward eTicketを発行するプログラムです。スターバックスリワードは、スタバの公式アプリで利用できます。
私はスターバックスリワードを始めるために、スタバカードを作りました。スタバでの支払いの際にカードで支払うことで、Starを貯めています。
スタバには普段からよく通っているのですが、今はゴールドスターを貯めています。ゴールドスター150でもらえるeチケットで、700円までのフードやドリンクと交換できることが一番嬉しいです。(40代 / 女性 / 主婦)
私はdカードからスターバックスカードにチャージしています。dカードを使うと、dポイントをたくさんもらえるので、かなりお得にスタバを利用しています。
さらに、貯まったdポイントは、3,000ポイントにつき3,000円分をスターバックスカードに交換できるので、ほかの買い物で貯まったdポイントと合わせてチャージして、コーヒーなどのドリンクを楽しんでいます。(30代 / 女性 / 会社員)
3.持っていると常連っぽく見える
スタバの店内で、慣れた手つきでカードを渡したり、スマホをかざしたりしていると、「この人、常連さんかしら?」と思われるに違いありません。スタバカードは、持つ人のスタバ愛をアピールしてくれる重要なアイテムなのです。
私は店舗限定のスターバックスカードを使っています。このカードを持っている人はあまりいないので、持っているだけでちょっとした自慢になります。
店舗でカードを出すたび、店員さんに「このカード持ってるんですね!本当にカッコいいですよね!」と褒めてもらうことが多いです。そんな時にスタバカードを使っていて良かったなと思います。(30代 / 女性 / 会社員)
スタバカードがあるとスムーズに支払うことができるので、常連のような少しこなれた感じに見えるところが気に入っています。
スタバは結構な値段がするので、主婦の身分で気軽にしょっちゅう行けるわけではありません。なので、月1~2回ペースで、カードにチャージされている金額内で買えるドリンクを選んでは、夫婦でシェアしています。(30代 / 女性 / 主婦)
4.利用履歴が分かる
家計簿を付けている方や浪費を防ぎたいという方にとって、利用履歴は役立つ機能だといえます。また、「この前、飲んだアレ何だっけ?」と、お気に入りのドリンクの名前が思い出せないという時にも、利用履歴があると便利です。
スタバカードの履歴や残高の確認方法
- 店頭で確認
- ホームページで確認
- My Starbucks会員マイページの「カード管理」で確認※
※「カード管理」での確認は、モバイルスターバックスカードのみとなっています。
バレンタインのお返しとして、ホワイトデーに同僚からもらったことをきっかけにスタバカードを利用し始めました。
今までは、現金かクレジットカードで支払っていたのですが、スタバカードにしてからは、自分が普段いくらカフェで使っているのかを知る、いいきっかけになりました。さらに、ポイントも貯まるのでお得感もあります。(20代 / 女性 / 会社員)
プリペイド式のカードはいちいちチャージをするのが面倒で、あまり持つことはなかったのですが、スタバカードはホームページで残高が分かるので安心して使っています。
カード残高照会ページでカード番号を入力すると残高が分かるので、カード残高が気になる時は、お店を利用する前に確認しています。さらに、レシートにも残高が記載されているので、次回のためにチェックは欠かせません。(20代 / 女性 / 会社員)
ホームページのカード残高照会ページはこちらから
5.ギフトとして喜ばれる
スタバカードは自分用として持つ以外に、ギフトとして家族や友人、お世話になった方などに贈る人が多くいらっしゃいます。北海道から沖縄までの地域限定カードがあるため、相手の方の出身地のカードを送るとさらに喜ばれるかもしれません。
私はコーヒーが飲めないのであまりスタバを利用しませんが、コーヒー好きな父親に父の日のプレゼントとしてスタバカードを贈りました。
カードならただ出すだけなので、父のようなスマホが苦手な人でも簡単に支払いができます。誕生日などのイベントごとに、プレゼントとして私がネットでチャージしていますが、クレジットカードで支払うとポイントが貯まるので、すごく得だと思います。(30代 / 女性 / パート・アルバイト)
私自身もスタバのカードを使っていますが、そのほかに、友人や知り合いにプレゼントして贈ると喜ばれます。
千円から入金できるので、ちょっとしたお礼に差し上げることができますし、ギフト用のケースがあるので贈り物としても使えます。友人がチャージしながら大切に使い続けてくれていると聞き、贈った側としても嬉しく感じました。(20代 / 女性 / 主婦)
知っておきたいスターバックスカードのデメリット
スタバカードのメリットが分かったところで、次にデメリットについて見ていきましょう。特に、次の3つの点について不便だと感じているスタバユーザーは多いようです。
1.チャージしないと使えない
チャージ式のプリペイドカードは、当然ながらチャージしなければ使えません。チャージは店頭でもできますが、いちいちチャージするのが面倒な方には、オートチャージやオンライン入金がおすすめです。
オートチャージとは、カード残高が設定金額より少なくなると、決められた金額が自動的にクレジットカードから入金されるサービスです。それに対して、オンライン入金とは、My Starbucks上でクレジットカードやキャリア決済によって入金するサービスです。
どちらも、ご利用中のスタバックスカードをMy Starbucksに登録する必要があります。
My Starbucksとは?
登録すると会員限定のメール配信やプレゼントが利用できるサービスです。My Starbucksを利用するためには、専用ページから新規会員登録を行う必要があります。
2.カード単体だとポイントが付かない
スタバカードに現金をチャージして使っていても、特に何もポイントは付きません。しかし、次のような3つの方法によって、スタバカードを利用するたびにポイントを貯めることができます。
貯め方1-スターバックスリワード
My Starbucksにスターバックス カードを登録して、スターバックスリワードを利用することで、スタバカードの支払いの50円あたりStarが1つもらえます。
貯め方2-クレジットカード決済
スタバカードへのオートチャージやオンライン入金にクレジットカードを利用すると、クレジットカードのポイントを貯めることができます。
貯め方3-dカードによる支払い
スタバカードへのオートチャージ・オンライン入金にdカードを使うと、100円の利用につき合計4ポイントのdポイントが貯まります。
3.Apple Payで利用できない
国内のスターバックスではApple Payは未対応です。さらに、モバイルスターバックスカードはおサイフケータイ専用のカードのため、iPhoneでは使うことができません。
ただし、Apple Payが使えなくても、公式のモバイルアプリをダウンロードすることで、iPhoneでのスタバカードの利用が可能になります。さらに、このアプリはバーコード画面を見せて支払うタイプなので、おサイフケータイ非対応のAndroidでも利用することができます。
スタバの公式モバイルアプリは、こちらからダウンロードできます。
スターバックス ジャパン公式モバイルアプリ
そのほかに、スタバカードのユーザーからは次のような意見をいただきました。
スタバカードにこんな機能を付けてほしい!
- 「○ポイントでコーヒー1杯」などのポイント機能
- カードを使うたびに来店ポイントがつく
- カード利用者を対象とした特典
- カードの利用頻度に応じたサービス
- カードで購入したドリンクのおかわり値引き
- 後払い型のクレジット機能
- 複数のカードのお金を1つにまとめる
- 複数のカード情報を一度に見られるアプリ
スタバカードはメリットを活かして使おう!
スターバックスカードは、カードやスマートフォンで支払うことができる、現金入らずのカードです。ただし、便利なのはそれだけではありません。
特に、チャージの方法を店頭レジでの現金チャージから、クレジットカードやキャリア決済でチャージするだけでも、何かとお得なことがあります。
このように、スタバカードを使う際はメリットを最大限に利用することが重要となるため、これから利用したいという方は、ここで紹介した6つのメリットをぜひ参考にしてください。