節約のつもりが逆に損をした9人の失敗談
良かれと思った節約が、効果がなかったり、逆効果になったりすることがあります。節約が上手くいかなかった人はどんな失敗をしているのでしょう。ここでは節約が失敗に終わった9人の体験談をご紹介します。
1.安くまとめ買いしすぎて失敗
野菜の買いすぎには注意!
流風さん
30代前半
女性
パート・アルバイト
山口県
野菜を大量に購入することにより、買い物に行くリスクが減るのではないかと自分なりに考え、安売りの日に野菜を大量に購入することにしました。
ところが、1週間のメニューを考えておいても、その時の気分でメニューを変更したり、急な外出などで食事を作らなかったりして、たびたび野菜を腐らせてしまい、せっかくまとめ買いしたのに、なぜこの野菜を買ってしまったんだろうと後悔しました。
今は、野菜を大量に購入するのはキッパリやめました。面倒ですが、本当に必要なものなのかをよく考えて、使う分だけをその都度買うようにして、無駄なものはあまり買わないようにしています。
買いすぎが飲みすぎを招いて
いろはさん
30歳
女性
主婦
兵庫県
主人が毎日お酒を飲むので、安いお店でまとめて買うことにしました。今までは、買い物の際にスーパーで数本ずつ購入していましたが、買い物に行かない時は近くのコンビニで買うことで高くついていたので、まとめて安いものを買うことにしました。
最初は順調だったのですが、徐々に主人のお酒の本数が増えてしまいました。恐らく、今までは数本しか冷蔵庫にないため少なく済んでいたのが、常にたくさんのお酒が家にあることで、飲みたいだけ飲むようになってしまったようです。
ある物を飲むなというのもかわいそうなので、やはりまとめ買いをするのはやめました。しかし、コンビニで買うのはもったいないので、必ずスーパーで買うようにしています。
まとめ買いが安いとは限らない
ひよさん
20代前半
女性
パート・アルバイト
愛知県
買い物の際にトイレットペーパーやティッシュを一緒に買うと、持って帰ってくるのが面倒なことと、ネットだと簡単に商品を比較ができ、まとめ買いすると料金が安くなるので、ネットでまとめ買いして節約してみようと思いました。
しかし、いざネットショップで買い置きすると、買ったものがどれくらいあるか忘れてしまい、次々に注文してしまいました。きちんと管理できる方には向いてるかもしれませんが、私は買い置きをどんどん増やしてしまったのです。
また、スーパーやドラッグストアの特売の方が、案外安かったりするので、家計簿をつけてみて、普段より多く出費していることが分かりました。結論としては、なくなったものを、その都度買い足して行ったほうが安くすみます。
2.節約のつもりが逆に高くついて失敗
いわゆるリバウンドというやつです
5万円さん
21歳
男性
パート・アルバイト
香川県
私が失敗した節約方法は、食費を抑えるために、1日1食にするというものです。コンビニ等に売っているサラダパスタとおにぎり1個である程度空腹が満たされ、野菜も取れるので、問題ないと思いました。
朝起きるのが遅く、朝食をあまり食べないため、実質1日2食の生活を送っていたこともあり、1食でいけけそうでしたが、3日目くらいからどうしても空腹に耐えられなくなり、反動からたくさん食べてしまい、余計に食費がかかってしまいました。
また、金銭面の問題だけでなく、「食事」という生きる上で必要なお金をケチると、頭も回らないし、体調も優れなかったため、その後はキッパリやめてきちんと食事を取るようにしています。
ガソリン代は馬鹿にならない
ポムポムさん
24歳
女性
パート・アルバイト
京都府
車を使って安いスーパー回り、安い商品を買うことで、一日の食費を500円に抑えられるというテレビ番組を見て、実践してみることにしました。
ところが、安いからといって、あちこち車でスーパーを回るうちに、ガソリンがいつもより高くなったのです。たった数円安いというだけで、ガソリン代をかけて遠くに足を延ばすのは、節約にならないと思いました。
今でも、車は少し乗っていますが、ガソリン代は節約中です。家が山手の方にあり、スーパーまで少し遠いのですが、節約とダイエットを兼ねて、極力自転車に乗るようにしています。
フリマアプリで買ってはいけないもの
さきさん
37歳
女性
主婦
愛媛県
子供の洋服代を節約するため、フリマアプリで購入することが多いのですが、すぐにサイズアウトしてしまうため、高価なものを買うのはもったいないと思い、結婚式のフォーマルワンピースをフリマアプリで購入した時は大失敗しました。
高級ブランドだったのでフリマアプリでも決して安くはなく、新品と記載があったにも関わらず、長年の自宅保管で色褪せしてしまっていました。フラワーガールをする予定だったので、そのまま着せるわけにもいかず、泣く泣く買い直しになりました。
おかげで、最初から高い服を購入したよりも高い出費になってしまいました。その後は相変わらず子供服はフリマアプリで買っていますが、いざという時の商品はネットで買わないようにしています。
3.節約が仇となり体調を崩して失敗
賞味期限をないがしろにした結果
ハマゾウさん
40代後半
男性
会社員
東京都
私は節約のため、スーパーマーケットで賞味期限間近の商品をよく買います。ネットに賞味期限は消費期限ではないと書かれていたため大丈夫かと思い、最初は乾き物などを購入するようにしました。味はそんな変わらないし、特に問題を感じませんでした。
そんなある日、賞味期限当日の豆腐が半額で売っていたので購入しました。すぐに食べれば良かったのですが、冷蔵庫にしまい忘れて1日常温で置きっぱなしに…。ただ、その日はそれほど暑くなく、大丈夫そうだったので、味噌汁に入れて全部食べました。
すると、見事にお腹が痛くなって病院に行く羽目になり、高い代償がつきました。それからは、賞味期限当日のものを購入した場合は、その日のうちに食べるようにしています。
食費のケチりすぎには注意が必要です
はまさん
26歳
女性
会社員
沖縄県
私が失敗した節約は、お昼を食べないことです。それまで、お弁当を持って行ったり、外食したりしていましたが、お昼ご飯を食べるのを我慢して、その分貯金しようと考えました。
とてもお腹が空いても我慢していたのですが、ある時、仕事中に椅子から立ち上がった際に、ひどい立ちくらみでその場から動けなくなってしまいました。それまで立ちくらみなどなったのですが、どうやら貧血を起こしていたようです。
会社の人にも心配をかけてしまったので、それからは昼食を食べないという馬鹿げた考えはやめることにしました。自分の健康に気をつけようと思い、その日から昼抜きの節約はキッパリやめました。
節電はほどほどに
まりこさん
30代後半
女性
主婦
東京都
私が失敗した節約術は、冬の光熱費を抑えるために、暖房の設定温度を低めに設定することです。環境省によると、暖房の設定温度を1℃低くすると月の電気代が10%安くなることから、設定を25℃から20℃に下げることにしました。
しかし、いきなり5℃も下げると、寒くて寒くてたまりません。ダウンジャケットを着たり、毛布にくるまったり、まったくくつろげませんでした。そして案の定、風邪をひいてしまう始末。病院代でむしろ出費がかさんでしまいました。
設定温度20℃は続けていますが、ホットカーペットも併用しながらなんとか寒さをしのいでいます。他にも、窓ガラスに断熱シートを貼るなど、今も節約しながら暖かく過ごせる方法を探しています。
最後に、このページの節約失敗談をカエルさんとウサギさんでまとめてみましたので、気に入ったらシェアしてくださいね。みなさま、節約になっていない「節約の失敗」にご注意を!